昨日のNYは、ISM製造業部門景気指数が市場予想を上回った事やムバラク氏が退陣したことでエジプトでのデモが大規模にならなくリスク低下による大幅続伸という動きになりました。大体、先週記事を買いた通り若干戻してまいりました。自分としては、貸借を見る所と通常の勘やデータ的にそうなるだろうな、と思って推測したのですが、やっぱりという感じです。この予想通りにポジションもコールとプット売りを取っていたので、+15万(C10500 25/30L→70C P10250 75S→30C/P10000 55S→11C)くらいの大きい値幅を久々にとることが出来ました。NY12000をタッチすることも、12000より上で近日中に引けることも想定済みでしたし、何よりもリーマンショック前の水準で目標として視野に入っていた数値なのでしょう。やっぱり行きたい数値といった所なんでしょうか。さて、今後なのですが、ポジションを外したことで分かる方もいると思いますが、基本ここからは様子見です。まだもう少し上に行くとは思っているのですが、上がった経緯を振り返ってみると、何かの指標や決算やニュースに期待や安心をしているから上がっています。・エジプトの政変による混乱がなくなったから→買い・決算が良さそうだから→買い・ISM製造業などが良く景気が回復しそうだから→買いようするに何かを期待して買いを入れている状態が続いている訳で、その期待感がなくなる頃ようやく調整に入るという形になると思います。まず、決算。これは個別ごとですので、読むのが難しいですが、基本としてはいいだろうと思います。そして、その決算もまもなく本格化します。何かの混乱の解消への期待。エジプト問題が解消して買いが入ってくるとなると次の一番はユーロ圏問題かと思いますが、これはまず短期間で解消するものではないですし、無理矢理やるとユーロ自体が崩壊しかねない問題ですので、問題がクリアになることはない。今の一番の期待は、アメリカの「景気が回復しそうだから」というのが一番大きいかと思いますが、指標は良化しておりますが、根本の問題等は解決されていません。その中で株価だけがリーマンショック前に戻っている、どう考えても理解できないことであり、単なる金余りの産物かと思います。このままだとそのうち物価だけが上がり、経済状態が停滞するスタグフレーションのような状態になってくるでしょう。http://www.gaitame.com/market/yosoku.html現状だと予想は妥当だと見ています。大きく予想が下落しない限りは値を保つかなと見ています。まだまだ売り残多いですしね。どうなるでしょうか。今経済面ではTPP関連の話が出ておりますが、TPPなんぞ自分は断固反対です。もし、TPPが合意されるようであればまた海外に住む確率高くなりますわな、こりゃあ。。正直日本にとって何もいいことがなく、食い物にされるだけです。ま、あの首相じゃわかんないでしょうけど。早く総選挙なれよったく。