日新電機(6641)が大幅高。特に目新しい材料は見当たらないが、川崎重工業(7012)と協働で電力貯蔵装置開発、さらに有機EL製造装置も手掛け、時流に乗った展開材料が魅力となっているようだ。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、目標株価を500円から580円に引き上げている。同証券によると、イオンドーピング装置が、スマートフォンなどの高精細ディスプレイである低温ポリシリコン液晶に対し需要が増加しているという。
10年4-12月期の連結営業利益は前年同期比2.4倍の33.81億円。連結純利益は同96.2%増の19.54億円。通期の業績予想は従来予想を据え置いた。11年3月通期の連結営業利益は60億円予想。連結純利益は33億円予想。
同社は1月31日付有料メールマガジン「明日のヒント」に掲載された。
日新電機の株価は13時17分現在588円(△49円)。