サッカー日本代表が優勝したことは悪い材料ではありませんが、アジア杯優勝が最終的な目標ではないことを忘れてはならない。さらにこの結果だけでアジア最強などとは思ってはいけない。予選のサウジアラビア戦以外は苦戦続きだったし、W杯南ア大会では予選リーグであっさり敗退したオーストラリア相手に劣勢に試合が推移しGK川島のファインセーブが一つでも欠けていれば90分で敗退していた可能性が高かった。
日本のマスコミは勝っているときは美辞麗句で称賛するが、負けが込んでくると大衆迎合主義的にこき下ろす。2006年のW杯では史上最強の代表と言われながら予選リーグ敗退、昨年のW杯では史上最弱と言われ岡田監督のベスト4の目標を真に受ける人は(特にマスコミでは)皆無に等しい中、決勝トーナメントに進みパラグアイと互角の戦いを繰り広げた。
私はもう目先のことに右往左往するだけのマスコミにはギャーギャーと口を出すことはやめてほしいと思います。
ザッケローニ監督になり負けがまだないとのことですが、コンフェデ杯で大いに負けて2014年に大輪の花が咲けば私は大満足です。