パナホーム、2011年3月期第3四半期決算は増収・増益で着地

[ぬこさん]

パナホーム は、2011年3月期第3四半期連結決算を発表。売上高は1，902億円（前年同期比6％増）、営業利益は37億円（同28億円増）、経常利益は37億円（同32億円増）、四半期純利益は10億円（同13億円増）と売上、利益とも前年同期を上回った。　今回、増収増益となったポイントの一つに主力の戸建請負事業の好調が挙げられる。同社では「長期優良住宅」認定基準に標準対応し、環境性能に優れた商品を普及価格帯から取り揃え、幅広い顧客層に提供してきた。また2010年8月からは、光触媒技術により長期にわたって美しさを保ち、空気浄化機能で環境にも貢献するタイル外壁『キラテック』の強みを訴求するため全国一斉販促キャンペーンを実施。結果、戸建請負の受注高は前年同期比17％増加を記録している。　さらにこれらの取り組みに加え、住宅ローン減税、住宅ローンの貸出金利の優遇、住宅エコポイントなどの各種施策が追い風となり、業績を押し上げた。事業全体の受注高は前年同期比9％増となり、第3四半期末受注残高は前年同期末に比べて6％増となった。　なお、通期の連結業績予想については、昨年10月の第2四半期決算発表時に上方修正しており、今回は据え置いた形となっているyahooニュース>パナホーム（1924） 525円、前日比-8円 - 1月28日 15時0分