今日のマーケットを振り返る 1月28日

スケアクロウさん
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ポイント

 9時半過ぎから10時にかけて急速に下げ幅を拡大しました。正直なところ。予想していながった展開でした。ドル円が大きく円高に振れたことが大きく影響したと見ています。小幅安で推移していた米株先物が僅かなプラスに転じてきましたが、10-12月期のGDP速報値待ちということで、様子見の域を出ないようです。

今日の日経平均株価を振り返る

 18円安で寄り付いた後すぐに1円高となるなど無難なスタートとなった日経平均株価ですが、9時半過ぎから10時にかけて急落となりました。1時前に146円安をつけた後は多少持ち直したのですが、118.32円、1.13%安で大引けを迎えました。



 前場の下げはドル円が大きく円高に振れたことが牽引したと見ています。



 日本国債の格下げで、銀行株が売られたことも打撃だったようです。三菱UFJフィナンシャルグループが2.69%の急落となりましたが、前場の下げが顕著でした。

 それにしても、国債の格下げがあっても円が買われるのですから、面白いものです。12月失業率の改善などが背景にあるのかもしれません。

海外市場の動向

 アジア市場はマチマチでしたが、上海市場が0.14%と僅かに上昇したこともあって軟調という印象はありません。香港が0.68%と比較的に大きく下げたのですが、スタート直後の下げが大きく、これが日経平均株価に影響があったようです。

 欧州市場もマチマチです。全体として小動きで方向性が見えません。

 GLOBEXでは、ダウ(+7ドル)、ナスダック100(+1.25ポイント)と小幅に上昇しています。マイナスからプラスに転じてきました。

 とはいえ、10ー12月期のGDP速報値待ちの様子見ということで、若干の株式市場の上げ下げはあまり意味がなさそうです。欧州市場に方向性が見えないのは、米株先物の動きを反映しているのかもしれません。

 今日は、この他に、1月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値が発表されます。 

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