2008年前半の私の相場観

freeflapperさん
freeflapperさん
はじめての日記ということですが、いきなり2008年前半の相場観について述べておきます。

前半戦は全体的には大きく崩れていきそうです。
株価は13,000円、円は100円、原油は120ドルを目指すと思われます。(年末時点で株価15,307円、円113.6699円)

それぞれ理由はイロイロとあります。
まず株価ですが、外国人にとって政治改革が見えなくなった日本株は買いたくない。どうせ買うなら成長著しいアジア、南米、資源が多いアフリカでしょう。
買い手不在になって日本株が死にかけると間髪いれずに3匹のハイエナがやってきます。
助けるどころか容赦なしに売りを浴びせて格付けで評価をさげる3匹のハイエナはメリルリンチ・ゴールドマンサックス・モルガンです。
彼らは何処でも利益を出すためなら手段を選びませんから、空売りで儲ける作戦が連発する事でしょう。

円は高くなります。
まずドルの信用が収縮しっぱなしでしょう。借金で買い物を続けてしまう国民性は甚だ疑問ですし、ドルに頼らなくてもユーロが十分強さを増してきましたのでこれまでのようにはいきません。
円はバッシング(非難)された時代が懐かしいですね。今やパッシング(通り過ぎて)どころかナッシング(相手にされない)になろうかとしています。
円の価値は少しづつ低下するでしょうが、それ以上にドルの価値が失われていきます。
大穴狙いなら中国の人民幣を集めておいては如何かなと思います。自由化になった瞬間に2倍の価値でしょうから・・・
人民幣を手に入れる方法については別途時期が来たら考えていかないといけません。(一般には持ち出し制限がありますので簡単ではありません。)

原油はあまり余った国際的な流動マネーが入り込みますからぐいぐいと上昇します。

株に話がつながりますが、原油高が続きますと、運賃に反映しにくい輸送関連株に大きく影響を及ぼすでしょう。
円高も相まって海運は当然総崩れでしょう。
2007年で談合は悪のイメージがつきましたから公共事業はますます儲からない流れから建設株も墜落でしょう。
目がある株といえば環境関連、ゲーム関連、国際競争力がある銘柄に絞れてきます。

-まとめ-
前半は買う銘柄は少なくするか手仕舞いが必要です。
日本株に手を出すなら売りから入るべきでしょう。
下がった株はいつかは上がるでしょうから、いつか上がる日を見越して100円切った株を拾っていくのも面白いかもしれません。
くれぐれもナンピンを繰返さないようにしてくださいね。
5件のコメントがあります
1~5件 / 全5件
Rsunさん
こんばんは。

小生の投資実力では、情報が全て”点”です。
点と点を線で結ぶことはできません。
ましてや、線を幹として、更に枝葉をつけ、実をつけるようなことは。

いろいろと参考にさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。
不束者ですが、宜しくお願いします。
Jojuさん有難うございます。為替についてはよく外しますので参考にならないかもしれません。

金の延べ棒さん、今後も過激な発言や役立つ情報を配信していきます。かなり偏った話になったらすみません。

みやまな鉄砲長さん、間違いの指摘ありがとうございます。確かに円が変われる要素は少ない気がしますが、円高予想のはドル不安と円の金利が安いための資金調達によるものが根底にあると思われます。

皆様方、今後もご指南宜しくお願いします。
はじめまして(^_^)/

>原油は120円
原油120ドル?じゃない??

>外国人にとって政治改革が見えなくなった日本株は買いたくない。
ひとつ質問!
外国人はどこまで日本の政治状況を知ってるとおもいます?
もしも政治がだめなら、おそらく円は売られるはず
(円債券などは買われたりしてますよね??)
たしかに政治を基点にはあまり見てない感じがします。
お金の流れは政治的な流れよりも信用収縮のほうが大きいような気がします。(これは私の意見です)

人民元ですが、
8月オリンピックというイベントが怖いですね(^^ゞ
今日の大発会を予測したような書きっぷりですね!初日記がこの内容だと、今後に期待しちゃいます!

人民元は注意してまだ見ていませんが、日本よりは少なくとも注目ですし、上がるでしょうね。

今後為替も気にしながら相場を見てみたいと思います。
jojuさん
 米国の個人家計は借金も多いですが、資産も多いです。米国という国全体で見てもそうです。 日本には、借金の部分だけ強調する識者(?)が多いから注意せねばなりません。

 金利が低い時に借金を膨らますのは合理的行動です。 大事なのはそれに応じて資産が膨らんでいるか否かであり、米国はそうなっています。 それゆえ世界中から投資資金が集まってくる。
 しかし、あまりに米国に投資集中となっているから、最近ではリスク分散で渋々、成長性の低いユーロにも分散している、、それが実体と思います(米国資本の東欧投資もドル安ユーロ高に影響?)。

 人民元については、中国は切り上げスピードをダウンすべく、賃金上昇、物価上昇の道を選んでいるように見えます。それに窓口規制という合わせ技をかませてます。

 為替というのは極めて政治色が強いので一筋縄では行かない、、、かも。 
 
freeflapperさんのブログ一覧