消費税を上げる、いきなり民主党で降って湧いてきた話だ。
年々大きくなる社会保障に対してそれを消費税でもっとみんなで公平にカバーしようという理屈は理解できる。
でもまず無駄な国の経費を削減するのが先でしょ。民主党の公約どうなったの？ 最近全く話題にも上がらない公務員のボーナスの何割削減とか天下り問題は？
あと、消費税増税を場合実行するならタイミングが本当に重要になってくる。
今の様な経済が冷え込んでいるデフレの状況で消費税を上げてしまったら1997年以降の二の舞になる可能性がある。
消費税を上げても景気が落ち込んで法人税と所得税が下がってしまっては何もならないからね。そうなればただただ国民は苦しくなるだけだ。
消費税を今上げろと言っている人は過去のデーターとかちゃんと見てるのかな。1997年（平成9年）に消費税を３％→５％に上げてから税収は上がっていますか？
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/010.htm
だから政府が主導してインフレ目標を設定するための日銀法改正論みたいなのが出てくる。まずはこのデフレをなんとかしないと何をやっても”ジリ貧”ですよって事だ。だからもっと金融緩和をやってこの今の過度な円高とかのデフレ要因から脱却していこうという意見にはロジックがあり説得力もある。
藤井官房副長官は、この案に真っ向から反対しているが、やみくもに反対するだけで、ちゃんと論理的に反論をして欲しいね。これじゃあ議論にもならない。このコメントを見る限り、この人は”日本はずっとこのままデフレでいい”と考えているみたいだね（苦笑）
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=ay16TfG.F38I
