まにさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ5件目 / 全34件次へ »
ブログ

テス

韓国時代劇の「イ・サン」を見た。

韓国は、テレビドラマ・映画・アイドルなどを外貨獲得のための重要な産業として位置づけてるだけでなく、これらのことから韓国に興味を持ってもらい、最終的には、韓国を好きになってもらう計画とか。結構なこと。確か、日本も、漫画・アニメ・音楽・ゲームなどをコンテンツ産業と位置づけ、これからの日本の基幹産業とすると、通産省時代から言っているはず。どうなったんだろう。まあ、国力を戦争でなく、ドラマ・歌・美術・料理、オリンピックやWカップ、映画賞やノーベル賞受賞者その他の文化で示そうとするのは、大変いいことだ。楽しいし、誰も怪我をしないし。

 

だから、早く大もうけして、「東映アニメ」や「サンリオ」やら「タカラトミー」なんかの株主優待を集めるのが夢ww

 

「イ・サン」に出てくるテスが可愛くてよい。単純で誠実。ヒロインのソンヨンが好きなのだが、そのソンヨンがイ・サンが好きなので、それをじっと見守って、ソンヨンにひたすら尽くす。韓国時代劇には、こういうヒロインに一方的に尽くす男性がよく出てくるような気がする。「チャングム」や「ファン・ジニ」の夫は自分の出世を犠牲にしてもヒロインのやりたいことを手伝ったし、「宮廷女官キム尚宮」には、ヒロインのため宦官にまでなる男性が登場した。ああいうボーイフレンドがほしいという韓国女性の願望でも現しているのかねえ。

 

しかし、宮廷の女性達が、男性と同じ部屋にいたり、立ち話をしたり、果ては、王妃や側室達まで、御簾も下げずに部屋の中で男性と顔を突っつき合わせて話をしている。これではなんのための宦官がいるのやら。ま、日本の時代劇だって、城内で、男女仲良く話をしているから、同じようなものか。

 

秀吉時代の朝鮮出兵を日韓合作でドラマにでもしてくれないかな。

日本側は、秀吉以下、戦国時代のオールスターキャスト時代、

韓国側は、光海君や李舜臣といった複雑な人物がいるし、

中国は、「明は万暦に滅ぶ」といわれた万暦帝の時代で、満州では、ヌルハチが台頭、と日韓中満、役者がそろっている。

 

東アジア全体を視野に入れた話でみてみたい。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。