【ロンドン時事】週末21日のロンドン株式市場の株価は、前日までの急落から押し目買いが入り3日ぶり反発、FT100種平均株価指数は前日終値比28.34ポイント高の5896.25で引けた。 朝方発表されたドイツIFO経済研究所の景況感指数が良好だったことで、前日まで売り込まれた銘柄を買い戻す動きが活発化。商品価格の上昇で石油株や鉱山株が買われた。 ただ前日の急落に比べると反発力は弱く、市場ではなお慎重な見方も強い。ETXキャピタルのマーク・プリースト氏は「予想以上となった英国の物価上昇を受け、投資家は利上げを見込み始めている」とし、株価は不安定になっているとの見方を示している。 個別銘柄では、国有化措置の解除に向けた動きが報じられた銀行大手RBSが2.75ペンス高の44.94ペンスと上昇。その他、石油大手のBPが3. 25ペンス高の497.30ペンス、携帯のボーダフォンが2.90ペンス高の175.70ペンス。半面、銀行のバークレイズが2.35ペンス安の300. 90ペンス、通信のBTが2.00ペンス安の174.60ペンスと売られた。yahooニュース>