黒鮪殿下さんのブログ

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【創作童話】その2 「仙人とうさぴょん」

昔々の事じゃった

山奥にそれはそれは偉い仙人が住んでおったとな???(笑)

仙人は修行に励み、霞を食べて生きておったとな???(笑)

ある日仙人が山の頂上で座禅をしていると「うさぴょん」が遊びに来た。

もう何十年も誰にも会っていない仙人はそれはそれは喜んだ。

幸い仙人は器用だったので、うさぴょんが遊べる様にした。

枯木を集めてブランコや滑り台やハンモックなど何でも作った。

しかし、うさぴょんは遊びに来たのではなかった(笑)。

恐るべき地球温暖化の為に餌がなくなったので、仙人にお願いしに来たのでした。

仙人は想定外の展開に慌てふためいた(笑)。

うさぴょんの大好きなニンジンをあげたくてもここは山頂、なかった(笑)。

せめてキノコでもあげようと仙人は考えた。

やはりなかった(笑)。

しかしそこは流石に仙人は悟りを開いているだけの事はあった。

可能な限り思い付いたキノコをポヨヨ~ンと出してみた(笑)。

すると、うさぴょんの円らな瞳がハート形に変わり、ピョピョピョ~ンと仙人に近寄った(笑)。

うさぴょんは仙人が差し出したキノコを両手で器用に皮をむいてペロペロってやった(笑)。

すると仙人は

「ぅわおぉ~ん

と叫んだ(笑)。

その声は誰もいない山奥に何時までも鳴り響いたとな???(笑)

仙人の行方は誰も知らない!!(笑)
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