ファーストリテイリング(9983)が高い。第1四半期決算の発表を機に通期利益の下方修正も懸念されていたが、予想よりも利益の落ち込みが軽微で、悪抜け感につながっているという。野村證券では、投資判断を「2」から「1」に引き上げ、目標株価を1万4000円としていることも買い要因となっているようだ。
同社は13日引け後、第1四半期の決算を発表した。10年9-11月期の連結営業利益は前年同期比18.4%減の498億円。連結純利益は同34.9%減の227億円。
中間期(第2四半期連結累計期間)・通期の業績予想は売上高を下方修正したが、利益は従来予想を据え置いた。11年8月通期の連結営業利益は1135億円予想。連結純利益は510億円予想。
ファストリの株価は9時34分現在1万2850円(△730円)。
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