今日のマーケットを振り返る 1月13日

スケアクロウさん
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ポイント

 コンセンサスを大幅に下回った11月の機械受注統計をよそに、大幅高でスタートした日経平均株価は、すぐに一段と上昇しました。その後は狭い値幅の中の小動きの繰り返しという印象でした。現在の米株先物は小動きにとどまっていますが、この後経済指標が続き、引け後にはインテルの決算が控えていますので、目が離せません。

日経平均株価を振り返る

 80円高で寄り付いた日経平均株価は、直後に上げ幅を107円まで拡げました。その後は55円程度の狭い値幅の中での変動にとどまり、76.96円、0.73%高と、寄り付き価格を僅か3.7円下回っての大引けとなりました。



 ポルトガルの国債入札が無難に終了したことをきっかけに、欧州の金融・財政懸念が薄れたことが、米国株高や。対ユーロでの円安を通して、日経平均株価を押し上げたと見ています。金融株の堅調な動きが目を引きました。

 ドル円は方向感のない展開でしたが、10時過ぎから前場終了にかけて多少円高に振れた影響があったようです。



海外市場の動向

 アジア市場は上げています。ただし、上げ幅は限定的です。下げたのはインド(-1.90%)と韓国(-0.26%)。

 欧州市場はマチマチです。やはり、全体的に小幅な動きです。

 GLOBEXでは、ダウ(+4ドル)、ナスダック100(+2.50ポイント)ともに僅かですが上昇に転じてきました。週間ベースの新規失業保険申請件数に対する期待が押し上げているのではと推測しています。

 その他に、11月の貿易収支、12月の卸売物価統計の発表が予定されています。大引け後にはインテルの決算発表が控えます。

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本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム 

 
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