米国マーケットを振り返る 1月11日

スケアクロウさん
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ポイント

 欧州市場の堅調な展開と米国企業の好決算を背景に、米国株式市場は上昇しました。午後に一時調整局面が見られたのですが、全体としては堅調な推移という印象です。

米国マーケットの動向

 好調なスタートを切ったダウ平均株価は、11時頃には66ドル余りまで上げ幅を拡げました。その後1時から2時にかけて調整局面が見られましたが、大引けにかけて多少値を戻し、34.43ドル、0.30%高で終えています。



 VIX指数は3.71%低下して、マーケットのセンチメントが一段と改善した様子ですが、1時から2時頃にかけて急速な上昇が見られました。



 対ユーロでドル安に振れていた為替が、一時大きくドル高に戻したことが理由の一つであろうと推測しています。



 加えて、ナスダック総合指数が値を崩しています。為替の影響に加えて、AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイス)のCEOが突然の辞任を発表したことから株価が9.03%の暴落となったこともインパクトがあったのではないかと推測しています。



 しかしながら、好決算の住宅建築会社大手レナー社が7.09%の急騰を見せ、小売のシアーズも6.29%高となっています。

 したがって、米国株式市場は全体的に見れば、好決算に支えられた堅調な推移という印象です。

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本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム  
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