鉄鋼株が高い・クレディスイスは投資評価引き上げ

[agawaさん]

新日本製鉄（５４０１）など鉄鋼株が高い。日本経済新聞で、新日鉄は２０１０年度下期（１０年１０月～１１年３月期）の鋼材価格について、一部の電機大手などと、上期に比べ約４％（１トン当たり４０００円前後）の値上げで大筋合意したと報じられており、買い安心感となっているようだ。

また、クレディ・スイス証券では、鉄鋼セクターの投資評価を「マーケットウェイト（中立）」から「オーバーウェイト」へ引き上げており、買い手掛かり材料となっているようだ。個別銘柄では、新日本製鉄（５４０１）、ＪＦＥホールディングス（５４１１）の投資評価を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」へ、神戸製鋼所（５４０６）の投資評価を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」へ引き上げている。在庫循環の底打ち確認と、中国鉄鋼業ＰＭＩの改善を引き上げの根拠としてあげている。

鉄鋼株の株価は１３時２９分現在３０４円（△１２円）。ＪＦＥは２９２３円（△８８円）。住友金属は２０４円（△６円）。神戸鋼は２１８円（△６円）。