【投資戦略】 前半天高く、後半落つる?

ラクティーさん
ラクティーさん

今の相場を不可思議に見てる理由として、経済状況の不安定さにあります。日本に目を向ければ政治は不安要素ばかり。雇用も伸びず、新卒の内定率は半分程度。国債発行も1000兆円規模になっており、良いニュースは見えません。この中で外資は一貫して11月のヘッジファンド決算45日ルール付近から主に現物株を買い戻しさらに買いに来ています。ここで思うのは、何故買いに来てるのか?それは個人が売るからであり、マネーが余っているからに他ならない、金融相場であることはご理解頂けると思います。よって、第一のポイントとしては買い残/売り残というのが注目のポイントかと思います。売り残がたくさんあるこの状態で、今すぐ大きく下がる可能性は少ないだろうと見ており、楽観的になるまで(買い残が増え、売り残が減り始めるまで)は買い続けても大丈夫なのでは、と見ています。投信設定もたくさんされておりますので、関連株買いで支えられている状態が続くというのも理由の1つです。さて、問題はどこまで行くのか…、それはここで先ほど話題に出しました、レパトリ。ここが1つのポイントになると思っています。レパトリというのは、日系企業決算のために円に換金するために円高になることであり、今年は中国の利上げもあり、ここからさらに円高になる可能性が高いと思っております。外資から見れば円高で株が上がれば二乗の形で資産が増えていきます。おそらくここで売りぬけを狙っていると考えており、レパトリ終了(3月MSQ付近)までは素直にあがるのではないかと見ています。そこから4月半ばの6月のHF決算ルール前から売り出して…みたいな形を想定しています。ここからはアメリカの指標を見てからになりますが、焦点は、「本当にアメリカの景気が回復しているのか」ここが焦点です。昨日のADP雇用統計は予想よりはるかに良い数字が出ましたが、ここに正社員は何%ぐらいあるのでしょうか。明日の失業率とも見比べた上で考えなければいけないポイントかと思われます。そして、気になるのはWikileaksの銀行破綻の噂なのですが、潰す動きがあるぐらいなので本当も少しはあるぐらい経済は本格回復していないのでしょう。また、米国では現在正社員から派遣社員を多く求めるといういわゆる日本の失われた10年まっしぐらへと向かっています。不動産価格がこのまま下落へと向かうのであれば、投資意欲も下がりアメリカもただではすまない状況の中で、金融緩和という荒技はこれ以上、経済を壊しかねない状況です。そう考えると、QE2の景気回復効果はおそらく今年一杯辺りで、夏・秋にはこのままだと株価は下降線を辿ると見ています。もし景気回復が実現したとしてもおそらく米株が今度は、金融引き締めによって下ってくるかと思います。よって、総楽観まで待つ形で売り目線ですかね。レパトリまで一旦は大きく落ちることもあるかも知れません。ただ、そのいつ落ちるか、どこまでかは判断できない分からないのがですし、引き締めが日本株にとってはポジティブに動くかもしれません。丁度、春先まで仕事バタバタなので、ゆったり楽に行くつもりです。実態経済がどの程度のものか見極めながら自分は相場と対峙していく予定ですので、この戦略は、未定ですw今年は本当に読めない相場であり、一年を通してみた時は、自分としては楽観と悲観で綱引きの状態です。前半楽観、後半悲観な形で今は推測していますが、何かを通してこれも柔軟に変えて行こうと思います。無理をせず適当な所で逃げる、利食い千人力が今年の相場では大事かなと思っております。それでは、今年も一年頑張っていきましょう!!自分のツイッターはこちらから↓グルっぽはこちらから↓http://group.ameba.jp/group/lC0PYsHzAw2L/※ ペタに関しては、記事内のみになります。気が向いたらお願いします。人気ブログランキングに登録しております。是非、清きご一票を下さい。↓↓↓人気ブログランキングへ
ラクティーさんのブログ一覧