年末あまりに忙しく日記を書けなかったが、12月30日の日経平均は10228.92(-115.62) 雲、基準線10149の上だが、転換線10288を下に切っており、ボリンジャーはTP近辺、MACD RCIは下げており、まだなんとか上昇基調は保っているものの、目先調整局面になっている。
ダウは11569.71(-15.67)雲、基準線上、転換線11533もかろうじて保っている。ボリンジャーはプラスσ11563のすぐ上だが、MACD RCIは頭をまるめている。一応上昇局面を維持しているが勢いは鈍化。
ドル円は81.52雲、基準線、転換線の下、ボリンジャーはマイナス3σの近辺、MACD RCIは下落しており、勢いの強いドル安基調になってしまっている。
日本とアメリカの株のチャートはいずれも上昇基調を維持しているものの勢いが鈍化。問題はドル円で、すっかりドル安基調になってしまっている。これが落ち着かないと日経平均にはつらい重しとなろう。
長期月足のチャートをみると、日経平均は、長期の下降トレンドを上にぬけてきており、月足の転換線の上に抜けてきたところ、月足MACDもマイナス圏ながら上昇、RCIも上昇に転じており、しばらく上昇を期待できそうだ。ダウの月足の方は、転換線、基準線の上で雲も抜けてきており、MACDはプラス圏を上昇、RCIも上昇とかなり明るい。
ドル円相場さえ落ち着けば、来年はかなり期待できそうだが、こちらの方は、月足もまだ転換線、基準線、雲の下でドル安基調。ただ月足ボリンジャーはマイナスσの中にはいってきており、バンドが狭まりつつあり、下げ止まるかどうか、というところなのだが、週足の方は、転換線を下抜けてきていて、下げどまった形になっていない。ただ米国債の10年ものの金利は月足でもあきらかに下げどまって基準線、転換線をぬけてきており、金利差から見て常識的には円安にこれ以上ふれるとは思いにくい。いずれにせよ、為替をにらんだ動きが続きそうだ。