まぁ内容としては熱銭(投機目的の金の事)ネタと領土問題の二本立てです。
まず熱銭から。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101230/fnc1012300043001-n1.htm
”中国国家外貨管理局は29日、「熱銭」と呼ばれる短期的な投機資金を規定に反して流入させたなどとして、山口銀行(下関市)や中国大手行、中国工商銀行など計16行の79支店を一部業務停止や罰金などの処分にしたと発表した。山口銀は「現段階ではコメントできない」としている。
国家外貨管理局が公表した金融機関名は16行のうち8行で、海外の金融機関は山口銀だけだった。他の邦銀が含まれているかは不明。山口銀が違反したとされる行為や、具体的な処分内容は明らかになっていない。山口銀は中国の青島と大連に支店を置いている。
中国は、貿易決済を装うなどして海外から大量に流入する投機資金が物価高騰を加速させる恐れがあるとして、取り締まりを強化している。発表によると、国家外貨管理局は2月以降、197件、計73億4千万ドル(約6千億円)の資金流入について違反を指摘した。”
山口銀行は何をしでかしたのかな?まぁ海外の銀行は、この一行だけって事なので日本の銀行を別に狙い撃ちにしたのではないと思いますが。
二つ目。まぁ中国が侵攻計画を立てているって事ですね。
http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY201012290368.html
”中国軍が、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々と領有権をめぐって対立する南シナ海で、他国が実効支配する離島に上陸し、奪取する作戦計画を内部で立てていることがわかった。管轄する広州軍区関係者が明らかにした。現時点で実行に移す可能性は低いが、策定には、圧倒的な軍事力を誇示することで外交交渉を優位に運ぶ狙いがあるとみられる。
作戦計画は空爆による防衛力の排除と最新鋭の大型揚陸艦を使った上陸が柱で、すでにこれに沿った大規模軍事演習を始めている。中国は南シナ海を「核心的利益」と位置づけて権益確保の動きを活発化しており、ASEAN諸国や米国が懸念を深めるのは必至だ。中国は沖縄県の尖閣諸島をめぐっても領有権を主張しており、尖閣問題での強硬姿勢につながる可能性もある。
広州軍区関係者によると、この計画は昨年初めに策定された。それによると、空軍と海軍航空部隊が合同で相手国本国の軍港を奇襲し、港湾施設と艦隊を爆撃する。1時間以内に戦闘能力を奪い、中国海軍最大の水上艦艇でヘリコプターを最大4機搭載できる揚陸艦「崑崙山」(満載排水量1万8千トン)などを使って島への上陸を開始。同時に北海、東海両艦隊の主力部隊が米軍の空母艦隊が進入するのを阻止するという。
中国軍は計画の策定後、南シナ海で大規模な演習を始めた。昨年5月、空軍と海軍航空部隊による爆撃訓練を実施。今年7月には、南海、東海、北海の3艦隊が合同演習をした。主力艦隊の半分が参加する過去最大規模で、最新の爆撃機や対艦ミサイルも参加。演習に参加した広州軍区関係者は「米軍の空母艦隊を撃破する能力があることを知らしめた」と話す。
さらに11月上旬には、中国大陸の南端の広東省湛江沖から海南島にかけて、約1800人の中国海軍陸戦部隊による実弾演習を実施した。他国が実効支配している南シナ海の島に上陸する、というシナリオを想定。「敵」が発する妨害電磁波やミサイルをかいくぐりながら、揚陸艦と最新鋭の水陸両用戦車を使った奇襲訓練をした。秘密主義の中国軍では異例にも、75カ国273人の駐在武官らに公開した。
中国政府関係者によると、領有権を争う南シナ海のスプラトリー(南沙)とパラセル(西沙)両諸島のうち、中国が実効支配しているのは8島。ベトナムが28島、フィリピンが7島を支配するなど、中国が優勢とは言えない状況だ。この関係者は「いつでも島を奪還できる能力があることを各国に見せつけることで圧力をかけ、領有権交渉を有利に進める狙いがある」としている。 ”
…と言う訳で中国さんは周りに対し着々と(恐喝を)準備中。
流石に今すぐ実行する程は馬鹿じゃないでしょうが…いずれは有りそうなと思ってしまう所が…
(まぁ恐喝って言うのは暴力的な言辞で相手から最大限譲歩を引き出すものであって暴力を振るったら単なる強盗ですけどね。だけど強盗する能力を相手に誇示すれば恐喝もし易い訳で…)