富士電機ホールディングス（６５０４）が堅調。日経産業新聞で、発電システムの小型・大容量化につながる電力制御用の複合部品を開発したと報じられており、株価支援材料となっているようだ。
報道によると、パワー半導体をパッケージ化した部品で、風力・太陽光発電システムなどの電力変換装置に搭載すると装置のサイズを従来の半分にできるという。来年１月に発売する。富士電機のパワー半導体の売上高のうち、大容量品は１００億円弱の１０％程度にとどまる。大規模発電システム向けを拡販し、２０１４年には３００億円前後、比率は２０％に高める計画だという。
富士電機ＨＤの株価は１３時４６分現在２５５円（△９円）。
