三井物産(8031)が小動き。全体相場が見送りムードが強いこともあり、西豪州の鉄鉱石積出港拡張という発表には反応薄。
同社は22日引け後、 世界有数の鉱物資源会社である英豪リオ・ティント社と共に西豪州で共同運営している鉄鉱石事業ローブ・リバージョイントベンチャー(ローブJ/V)において、鉄鉱石積出港であるケープ・ランバート港の年間出荷能力を現在の8000万トンから5300万トン追加し、1億3300万トンへ拡張すると発表した。ローブJ/Vにはリオ・ティント社が53%、三井物産33%出資している。
今回の拡張投資総額は約37.8億豪ドル(約3030億円)を見込んでおり、三井物産は子会社を通じて約12.5億豪ドル(約1000億円)の投資を行うことになる。中長期的に見込まれる鉄鉱石の世界的な需要増に対応する。
三井物産の株価は14時32分現在1324円(▼1円)。
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