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東芝が堅調・収益部門への経営資源集中を好感
東芝(6502)が堅調。半導体事業の再構築や液晶パネルに関し、ニュースが相次いでいる。寄り付き段階では収益部門への資源集中を好感する買いが優勢となった。
日本経済新聞で、半導体のライバルである韓国サムスン電子と提携すると報じられた。最先端品をサムスンに生産委託することで、LSIの主力拠点である大分工場は画像センサーを中心とした工場に衣替えし、長崎工場の設備はソニーに売却。懸案だった半導体事業の構造改革にメドをつけるという。
一方、NHKでは、スマートフォン用の小型液晶パネルを、米アップル向けに増産するため、アップル側とあわせて総額1200億円を投じて石川県内に新たな工場を建設することになったと報じられた。NHKが報じた。報道によると、投資総額1200億円のうちアップル側が900億円程度を負担し、残り300億円程度を東芝の子会社が拠出する方針だという。
東芝の株価は9時25分現在445円(△7円)。
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