悲しいことを言うのかもしれませんが、所詮株もFXなどの投資は誰しもが儲かる訳じゃありません。よくゼロサムゲームといわれますが、誰かが負けた分があるからこそ、その分誰かが勝てるので、ある訳です。ですので決して自分は「全員勝てる」何ていう人は戯言だと思ってます。確かに株は、欲がない状態で誰しも買えば厳密に言えばゼロサムゲームじゃないんですが…。(FXは完全にゼロサムです)ブログというメディアで情報を発信している以上、パイは広がりますが、自分と自分に関係する人が勝てればいい随分独りよがりな考え方かたもしれませんが、負け組がいて勝ち組がいる、これが真理だと思っています。この勝ち負けに大きく関わってくるのが「恐怖」と「欲望」(リビドー)です。その恐怖と欲望をルールで抑えられるかどうか、これがポイントです。これを如実に表しているのが、「強気相場は悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えていく」って奴ですね。上記で書いたゼロサムゲームとこの恐怖・欲望の心理が絡んでいるんです。さて、ここで皆さんに1つ質問です。買い(上昇)と売り(下落)、どっちがスピード早いと思いますか?はい、もちろん”売り”ですね。この心理状態なのですが、普通投資は買いから入ります。これはもちろんFXならスワップ、株なら配当という制度がありますし、また企業は最初っから自社株などを持っていますので、基本的には買いから入ります。よって、「儲かるだろう」と思って買い上がった人が利益確定をこなしながら、相場は上がっていきます。しかし、会社に何かあった際、株を売るということは、「危ない」と思って、即座にみんな一斉に売ります。この「危ない」は恐怖に当たり、「儲かるだろう」というのは欲望に当たります。ここまでで分かった方もいると思いますが、お金が増える欲望よりもなくなる恐怖の方が強く出ると、人間の自己防衛機能としてあります。少し話はそれますが、ナチスドイツでは、この恐怖を利用した支配体制だったようです。ですので、これを投資心理学に置き換えると「もう駄目だ…」と思って投げた辺りが実は買いポイントだったりします。出来高と合わせてここら辺を見て行くと、もう売る人がいなくなった売り枯れた状態ですので。。。中途半端な所でスケベ買いとかをすると、その後もう一段あったりするのは、「まだ大丈夫」と見てた人の最後の投げの状態で投げさせられたということになりますね。逆に買いの場面でも、まだまだイケると思って、上がった所で買うと、そこが高値天井つかみのポイントだったりもします。よって、売り長の銘柄が売り残減ってきて、買い残が増え始めた辺りは、天井つかみのポイントだったりもする訳です。買い残と売り残に関してはまたどこかでお話します。ようするに、怖いと思って散々売られたら勇気を持って買うべき所で、まだまだ行くだろうと思って買って下がったら逃げておいた方がいいということです。だって、散々売られたりした後はもう売り玉はないんですからね。もちろん、今の外資の主流のプログラム売買(アルゴリズム)もこの要素を取り入れてますので、「もう駄目だ」の部分からさらにもう一段見ておいた方がいいと思います。ですので、中途半端な所での逆張りは見送った方がいいと思います。格言から見ると懐疑・楽観の部分ですね。今自分はこれを踏まえた上での逆張りINルールを作成していて、非常に厳格にしています。今までは、ポジポジ病ぽかった所もあったのでコレを機会に大幅に見直しています。さて、相場における恐怖と欲望の関係性、少しはご理解頂けたでしょうか。恐怖に打ち勝つこと、欲望はほどほどにしておくこと、まず精神状態で3割。その精神状態をうまくコントロールし、損切り/利確を行っていくこと、そのルールが2割。銘柄選びなどの相場感が2割。テクニック的な両建てなどが2割。運が1割。ようするに精神状態を安定して売買することが、半分だと考えております。これを読んで頂いた皆様が勝つことに少しでもお役立て頂ければと思う所存でございます。ご意見・ご質問いつでもお受けいたします。よろしくお願いします。※ もう少し突っ込んだ話ですが、オレオレ詐欺の結果から、関西人は「欲望」に弱く、「恐怖」に強いそうです。また、関東人は「恐怖」に弱く、「欲望」に弱いという統計データがあります。口のうまさにもよるのですが、関西人には甘い話をふっかけ、関東人には厳しい話し吹っかけておけば基本は人を動かせます。例)お金を100万円友人に貯めさせたいというアドバイスをする時関東人⇒こんな時にこういう風なことがあるから100万は貯めておかないとすぐ破産するよw関西人⇒50万から100万円って全然貯まらないけど、100万あれば200万はすぐに貯められるからまず100万貯めなw自分のツイッターはこちらから↓グルっぽはこちらから↓http://group.ameba.jp/group/lC0PYsHzAw2L/※ ペタに関しては、記事内のみになります。気が向いたらお願いします。人気ブログランキングに登録しております。是非、清きご一票を下さい。↓↓↓人気ブログランキングへ