「ミイラとりがミイラになったお話」

ある地方に一人の投資家がおった。


その投資家の住んでいる地域では、証券会社の営業マン
から銘柄を奨められて盲目的に株を買ったりしてる人も多く、
トレードに対しての知識を持っている人も少なかった。


そこで、自分が住んでいる地域の人の金融知識のレベルを
少しでも上げようと決意した投資家は、
その地域に投資教育の塾をつくったそうだ。


しかし、金融の知識に対して間違った思い込みのある人たちが
多く住んでいる地域では、なかなか思うようにトレーダーが育たない。


そこで、投資家は、成功できないで悩んでいる人たちの悩みを
聞いてまわる人を用意しようと考えた。


そうすれば、成功している人に感化されていくのではと考えたわけだ。


さっそく、友人に生活費を自分で稼いでいるトレーダーがいたので、
そのトレーダーにその役割をお願いをした。


そしてその男は一人、二人と悩んでいる人の話を聞いて回ったそうだ。
すると、その悩みを聞く役わりのトレーダーから電話がかかってきた。


「みんな、本当に習ったルールどおりにやれれば勝てるのかが不安みたいですね。
知らない人から習ったものよりも自己流で売買した方が勝てると思っているみたいです」


「自己流とは、テレビやニュースを見て買ったり、勘で買ったり、
証券会社やアナリストの奨める銘柄を信じて買うということかい?」


「そうです。習得した武器を使って自分で確認したり、
考えたりするとこはやっていないみたいです。
まるで誰を信じて買うかを選んでいるような感じですね」


「そうか、それでは教える前と何にも変わっていない状態だね。
魚を貰うことばかりに焦点をあててしまっている。
だから誰から魚を貰おうかと考えてしまうことになるんだ」


「そうですね、僕は最初の頃、習った後もトレードの成績が落ち込んできて
不安になったら、教えられたとおりの確認作業をやるようにしてきました。


つまり、自分が行っている売買手法の過去のシュミレーション結果を見て、
どういうときに悪かったのか、今はそのときと同じなのか、
そのシステムの特徴はどんなものだったか、こういったことを見ているうちに
徐々に相場というものが理解できるようになっていったんです。」

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http://ameblo.jp/blog-murai/entry-10738416857.html
8件のコメントがあります
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私は運のいいことに自分のトレードスタイルに合う人のセミナーを見れ、
その人の技、特徴を盗むことに集中し、最後に自分なりのアレンジを加えました。(私は究極に料理が下手です(笑))

素晴らしいですね。本当に料理が下手なんでしょうか(笑)やらないだけとか?

「ドル買いのポジションをもち万が一をかんがえておいらず、痛い目を見ました。」

渦中に入ってしまうと、ついミイラになってしまうことはありますよね。私はそうならないように定期的にメンタルのケアをするようにしています。
(退会済み)
こんばんはー

追伸で

今月の初めのアメリカ雇用統計、その前までのアメリカの経済指標が強いものばかりだったので、すべてドル買いのポジションをもち万が一をかんがえておいらず、痛い目を見ました。
思い込みや想像で物事を判断してはいけないと心で思っていてもそれを実行するのはかなり難しいですね。
これもミイラ取りがミイラになった例に似てるかもしれません。
(退会済み)
こんばんはー

今回もすごい興味のあるお話ですね。

「自己流とは、テレビやニュースを見て買ったり、勘で買ったり、
証券会社やアナリストの奨める銘柄を信じて買うということかい?」

私の失敗はこれではなく、本で基本を学んで自己流を編み出しトレードしました。
なかなかうまくいくルールがつくれず、悩んだ末、オンラインセミナー等を見ました。
オンラインセミナー等を見なかった理由は、見るとその人に頼りきりになるような感じがしたからです。
しかし、私は運のいいことに自分のトレードスタイルに合う人のセミナーを見れ、
その人の技、特徴を盗むことに集中し、最後に自分なりのアレンジを加えました。(私は究極に料理が下手です(笑))

自分の波長にあった人との出会い、自分にあっている武器(ルール)の作り方、情報の仕入れ方、信念が勝てる確率を上げているような感じがします。

そういった意味からすると、このサイトはいろんな人の考え方が見れてすばらしいと思います。

最近はチャートの向後にいる人はどんな考え方をしているのかがきになって、相場心理系の本を読んでいます。目の前のチャートにしか興味がなかった私にはものすごく新鮮で楽しく読めています。
>権左衛門さん

「ある一定の行動を【大衆】が取るようになると
それを=利用=出きるようになれば、また、だいぶ違った展開に成るのではないか」

相場の世界は心理戦とも言われております。まさにこれですね(笑)
大衆心理は知れば知るほど面白いです。
エクセレントホース 村居孝美さん

今日は。。。

何時も面白い話を有り難うございます。。。

【株の世界】では、
=ミイラとりがミイラになった=という話は、よく聞きますし
【自分でも、そのような体験をすることがあります。。。】

よく、株をあてているひとの話だから
=たぶん大丈夫だ!!!=的な感じで、買ったり売ったりすると
とんでもないことに成ったりして。。。。

一呼吸おいて、【自分で考える。。。】という動作が必要なのでしょうが。。。

時には、それが、却って【タイミング】を牛成ったりする場合があったりして。。。

一体、どうすれば、いいのだろうという感じになりますが
情報源として
=情況の囚人 ― 1971年”スタンフォード監獄実験”=は、よく聞く話であります。。。

しかし、その基になった話は、

大衆は権力を好む
フランスの社会学者ギュスターヴ・ル・ボンはこう言った。「大衆は弱い権力には常に反抗しようとするが、強い権力には卑屈に屈服する」 大衆は性質として権力を好み、このことはナチズムやファシズムと結びつけて論じられてきた。しかし、これはイタリアとドイツ固有の傾向ではない。現代の大衆にも当てはまることなのである。ここでの権力を好むこととは権力者に対する服従はもちろん、目に見えぬ因習、多数派に対する同調などの「匿名の権力」も含まれている。
脆弱な自我しか持たぬ人間は、自らの力で考え、判断し、決定し、行動するという自主性を欠いている。常に自分以外の何かに頼ろうとする(人とは限らない)。外部の大きな何者かによりかかろうとする。これを権威主義という。大衆は権威主義的なのである。

ル・ボンの著作「群集心理」はムッソリーニやレーニンも大衆動員の手段として引用した(若田、1995年)。彼ら大衆運動のリーダーたちは、大衆や群集の性質、すなわち、①暗示にかかりやすい②衝動や感情に駆られて行動する③外部からその行動を操作することが容易である、ということを熟知していた。ル・ボンから学んだのである。レーニンは1895年、フランスに亡命中にル・ボンの「群集心理」に出会ったと推測されている。レーニンはプロレタリアートの間に戦闘的マルクス主義を広めようとする方法的戦略でル・ボンから多くを学んだ。
http://adolf45d.client.jp/propaganda.html

という事でしょう。。。

現在では、テレビなどでの
サブリミナル効果を狙ったものは禁止されていますが。。。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB%E5%8A%B9%E6%9E%9C

株等の【相場の世界】では、それが、煩瑣に行われているような感じを受けます。。。

自分が、それの被害にあっているかどうか、
判断する・注意することも大事ですが、(自分で考えるという習慣を付ける等で。。。)

ある一定の行動を【大衆】が取るようになると
それを=利用=出きるようになれば、また、だいぶ違った展開に成るのではないか。。。???

とも考える今日この頃ではありますが。。。

それは、非常に危険なのかもしれません???????????

しかし、まあ、【株は、危険があるからこそ、面白い!!!】ではありますが。。。
>♥ kai♡99 リアル勝負♪(*^_^*)♪☆.。☆*〆さん

なるほど、上手い表現です(笑)
確かに料理と似ていますね!

この前テレビで、石川遼選手と三木谷社長が出ている番組で、成功法則を話していましたが、「成功者と自分の違いを知り、それを埋めるのに、マネをし、最後に自分のオリジナルを足す」というようなことをおっしゃっておりましたが、すべてにおいて共通しているように思います。

もしかして、料理が上手い人はトレードが上手いってことかも(笑)
美味しい料理を工夫して~
創造するのとよく似てます!!

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こんにちわ

「自己流とは、テレビやニュースを見て買ったり、勘で買ったり、

証券会社やアナリストの奨める銘柄を信じて買うということかい?」

「そうです。習得した武器を使って自分で確認したり、
考えたりするとこはやっていないみたいです。
まるで*誰を信じて買うか!!*を選んでいるような感じですね」

*ここですね!!
次のステップまで進まないと、進化がないです!!
既存の情報ばかり頼りにしていては、勝てません。
素材の情報を利用=参考にして~上手く調理して、独自の味付けが~大切です!!


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