新生銀行（８３０３）が堅調。同社は１５日、シンガポール証券取引所に上場している米ドル建ての優先出資証券の公開買い付けを実施した結果、２５０億円程度の利益を計上する見込みになったと発表しており、買い手掛かり材料となっているようだ。
発行価格を下回って取引される優先出資証券は、市場価格で買い戻すと差額を利益としてあげられる。日本経済新聞の報道によると、銀行の新しい自己資本規制では、優先出資証券よりも内部留保が重視されるため、資本の質の向上にもつながる見込みだという。
新生銀行の株価は９時４８分現在９１円（△３円）。
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