はるるっぴさんのブログ

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日本の機関投資家とゴールド

ひとりごと日記です。
自分自身の勉強のための日記です。

日本の機関投資家は、サラリーマンなので
横並び運用が好き。(もちろん例外もある。)

この国債ファミリーが外から見れば借金の山のような
日本国債を個人金融資産(1300兆円,1400 兆円とも)で
日本郵政、銀行、保険会社などを経由して買い支えしている。
(預金や保険で80%くらい。くわしくは専門家へ)

一万円札もよく見れば紙切れのように見える。
(日本銀行が発行している担保のない証文です。)

昔の大正時代の五厘硬貨をもっているが
当時は、10円くらいの価値があったらしい。

1946年に新円切替により新円になっているが
そのことを無視しても
2000分の1の価値に減っている。



「投資で成功されている人は、日本国債に興味ありませんねぇ~」
(わたしの担当の証券レディーの言葉を引用)

世界の普通の長期投資家は、ハイリスク・ローリターンの
日本国債を、何か政治的な配慮がなければ買わないでしょう。

または、為替益を目的としないと
特に買う理由がない。

世界の投資家から見れば、日本国債はバブル的に金利が低い。
専門的な話なので省略しますが
7%でよいところを17%買われている。
(日本国債の特殊性を考慮しても買われすぎ)

しかし、日本の債務残高は、すでに限界点に近づいている。
何らかの有効な手を打たないと
個人の金融資産で買い支えできなくなる。

(経済専門誌などでも書かれている。)

中国の北京週報でも警告されているのに
子供にお金をバラまいている。

誰が支払うのでしょうかねぇ~


団塊の世代がこれからお金を使い出すので
日本国債の消化を外国人に頼るときがあるかもしれない。
そのときは、金利は上昇する。

(問題になったギリシャ国債は、70%外国人が持っていた。)

日本国債のショートで何度も失敗したヘッジファンドは
雑魚のヘッジファンドだった。

長期投資家もいろいろ。
ヘッジファンドもいろいろ。

大物のヘッジファンドは「最後に動く日本の個人」が

日本国債を一杯持っている
ゆうちょ銀行に解約の行列ができたとき(万が一の話)
本格的にショートをするかもしれない。

その時は、危ないので注意したい。

彼らの手段としては

日本国債を先物から売り崩してくる。
日本国債のCDSを売りまくる。

マスコミなどを利用する。
格付け機関を使う。
IMFなどの信頼のある世界の権威を動かす。

などなど手の込んだことをするだろう。

お疲れ様です~

(^_^;)

そうなれば、いずれ日本国債の金利が上昇する。
IMFの合成通貨から円がはずされる可能性も否定はできない。

すでに日本の機関投資家も
借金で膨れ上がった日本国債を大量に持っていることは

「気持ち悪い」と感じている。

少なくとも日本国債は、
安心安全な投資先ではないだろう。

(もちろん、流動性の高い預金を否定している訳ではありません。)
(外貨預金やタンス預金を推奨していません。)
(昔の惣荘のような助け合いの連帯が必要になる。)

本当は、緩やかな良いインフレが望ましいが
なかなか上手くいかない。(・.・;)

そこで日本の機関投資家も世界の投資家と同じように
とりあえず比較的簡単なところで金(ゴールド)に関心がある。

「株」のヘッジではなく、「日本国債」のヘッジとして
金(ゴールド)投資を増やすかもしれません。

国債のメインプレーヤーは、
公的年金、日本郵政、銀行、保険、投信などです。

中国では、すでに銀行で金(ゴールド)を販売することになっている。
金(ゴールド)のインストラクターを養成している。

中国でも純金積立を導入するが

日本の純金積立と違って毎日ドル・コスト平均法により
安定した価格で購入する訳ではなく、
月に3回くらいしか買わない「いい加減」なところもある。

金口座を設けることもできる。

現物と交換できないのに(デジタルゴールド)
中国人の富裕層の関心が高い。

現物の裏づけがあるかどうかもわからないのに
人気があるところが中国らしい。

宣伝しなくても金口座が増えていると聞く。
聞くところによると通帳上に何gとあるだけで
現物と交換できない不思議な金口座です。

いずれにせよ、中国人の金(ゴールド)に対する関心は高いことに
日本人も関心を持つべきだと思う。

少なくとも現在
中国をはじめ新興国の富裕層やインドなどの
中央銀行は、安くなったら、金(ゴールド)は買いスタンスでしょう。

新興国の人々は、自国通貨を信用していないので
「金」への関心は、引き続き高い。

新興国の代表国のひとつインドでは、
国際空港の免税店で自国通貨ルピーが使えなかった。

金(ゴールド)はコア商品にはなりづらい(脇役)ですが
リスクヘッジ(忘れることのできる金額)の
範囲内で保有してもよいかもしれません。

その時、現物の裏づけを自分の目で確認すること。
(交換すればわかります。)

金の譲渡所得など税法については、必ず勉強したい。

現物を購入したときには、原価証明のようなものを
もらうとよいでしょう。

金(ゴールド)の買い方は、長期投資家の腕の見せ所です。
為替が関係してくるので簡単ではありません。
安くなったときに分散して買うことがポイントかも。

「ぞ~」とするような大暴落しているとき
恐ろしくて買えないようなとき
みんなが無視しているとき

目をつぶって少し買ってもよいでしょう。(>_<)

(もちろん現物です。)

歴史的にも金価格が上昇するとロクなことはない。
本当は、この金(ゴールド)が役に立たないことが一番良い。

FRBなどの世界の中央銀行がお金をばらまいた。

ばらまくのは簡単ですが、吸い上げるのは大変です。

長期投資家は、評論家のような目先筋と違うので
現実を正しく分析し、慎重に行動する必要があると思う。

金(ゴールド)投資は、ひとつの選択肢にすぎません。

金投資は、良いところばかりではない。
弱点もたくさんある。

少しだけ書きます。

金利が付かない。
価格がコントロールされやすい。

偽物が出る。(盗難のリスクもある。)
将来高額の税金がかかる可能性もある。

食べられない。


【金投資の格言】

金の現物を買って
金庫に入れて
金庫のカギを海に投げ捨てる。


おしまいです。
1件のコメントがあります
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    はじめまして

     一万円札が、紙切れになる日が、いずれ来ると思います。

     わたしの、知識がないせいからかもしれませんが、金本位制を廃止しているのに、なぜ、紙切れが通貨として使えるのかよく分かりません。

     たんす貯金するなら、500円玉のほうがよいとおもいます。

     紙よりも、500円玉は、ニッケルですから、一万円札より価値があります。

     金地金、銀地金、プラチナが、わたしは、好きです。

     
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