上昇の勢い鈍る?

12月18日の日経平均は10293.89(+81.94) 雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラスσ上だが、バンドが急速に狭まっている。MACDは天井、RCIは上昇。目先一服して転換する懸念が強まってきている。週足は雲の上限10344を前に足踏みしており、これを抜けられないと、雲の下限10229を守れるかどうかが問題となるが、週足のトレンド指標は上昇しており、下値は堅いようにもみえる。 

ダウは11428.56(18.24)雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラスσ上、MACD RCIの上昇。目先はいぜん上昇基調だが年初来高値を前に足踏み。週足もなお基準線、転換線上、プラスσの上だが、ボリンジャーのバンドは狭まってきており、上値を追うエネルギーがきれてきているようにもみえる。

ドル円は83.39雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラスσの近辺、MACD RCIはフラット。一応ドル上昇基調を維持しているが、勢いは乏しい。

アメリカの景気回復期待は続いているものの、ブッシュ減税の継続、失業保険の延長などが財政に与える影響からアメリカ国債の格下げの懸念がでてきており、ややドル安に動いてきている。アメリカ国債の金利上昇が急ピッチで続いているが、その割にはドルの買い戻しが鈍くなってきている。為替の動きも、日米の株もそろそろ上昇一服の雰囲気がでてきそうだ。
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