ひとりごと日記です。
自分自身の勉強のための日記です。
今週、ある大手金融機関のチーフ(エコノミスト)と
電話で話をする機会があった。
話の内容は書けませんが
悲しいかなサラリーマンだと思うところもあった。
その後、自動販売機の前で、午前中なのに
KIRINの「午後の紅茶」を飲みながら
会話の内容を頭にインプットしておいた。
余談ですが、「午後の紅茶」は、美味しい。
さて
私こと、数年前、ベルギー、オランダと旅行したことがある。
そのときのベルギーの印象は、わりと田舎っぽくて
のどかな風景が多かった。
景色がとても美しいところもあった。
今は、わかりませんが
当時は、洗濯物をほしている家がなく
庭にはきれいな花が咲いていた。
オランダのアムステルダムも美しい街並みだった。
路上で花を売っている店の横にいた
かわいい女の子が印象に残っている。
ニュージーランドのクライストチャーチでも同じように
花畑のような家をたくさん見ることができた。
時間が止まっているようなのどかな雰囲気のところだった。(^.^)
…
その平和だったベルギーにも暗雲がただよっている。
ユーロ危機の登場人物は、ギリシャ、アイルランド
次は、ポルトガル、スペインが登場を待っている。
経済専門誌などでは、欧州有数のグローバル都市であり、
欧州連合の主要機関が置かれるブリュッセルのある
ベルギー王国(通称 ベルギー)が無視されている。
ベルギーの公用語は、オランダ語、フランス語、ドイツ語になっている。
通貨は、投資家も注目するユーロ。
専門的なことは、わかりませんが
オランダに近い方と、フランスに近い方の
対立のようなものがあるらしい。
経済が良好なときはよいが、不安定になってくると
表面化しやすい。
ギリシャ問題とアイルランド問題は
根本的に違う。
ギリシャは、放漫財政のツケ
アイルランドは、金融の問題
ともに国家危機になっているのは、周知の通り。
ベルギーは、アイルランドと同じ問題を抱えている。
フラマン語共同体、フランス語共同体、ドイツ語共同体の
問題もあるうえに
金融問題が国家問題になっている。
フォルティス・フィナンシャル・グループを国家で救済しているので
金融危機が再発するとベルギーにも火が付く。
ユーロ圏の「大いなる不安定」(ルービニ教授の本のタイトル)は
今後も続き、より深刻化してくる可能性を否定できない。
(>_
…
日本株は、足元「実感のない株価上昇」を続けてきた。
アメリカで追加金融緩和の話が出てきたときに
グローバル・マクロがドル安(裏側に円高がある)と
日本株売りのポジションをとっていたと推察できる。
ロボットのCTAがそれに追随する。
(CTAは、ロボットなのでファンダメンタルズは関係ない。)
FOMCのQE2の発表と
ヘッジファンドのクリスマス休暇前でのポジション調整もあり
いったんの材料出尽くしで
ポジションが縮小されたと思われる。
反対のことが起きた。
ドル安⇒ドル高(本当は、もっと難しい。)
日本株売り⇒日本株買戻し
最後に「売り方」がギブアップしたとき
そして、ベンチマークをとりにくる年金基金(ヨーロッパなど)を代表とする
機関投資家が「買い」に出てきて、しばらく時間を取ってから
売られやすい。
基本的に知恵と実力(お金)のあるヘッジファンドは、
売る人がいなくなってから
自分たちだけで売る。
買いについても同様のことが言える。
証券会社でもPRしているように
過去、米中間選挙の年の株価は
選挙対策もあり上昇しやすい。
今年もその経験則が当たるかどうかわかりません。
今、過去にないことが起きているので
予想外のことが起きやすい。
証券会社の支店長とお話をしたとき
支店長が教えてくれた。
「僕の経験則上、テクニカルは当たらないねぇ~」
「(25日)騰落レシオだけは、当たるねぇ~、それだけだよ~」(^_^;)
騰落レシオに敬意を表すると、弱気になる。
スペイン、ポルトガルに加え
「ベルギー危機」
表面化するとき注意したい。
おしまいです。
PS.
金(ゴールド)について、昨今香港で精巧な偽物の地金が作られている様子。
タングステンに厚い金メッキをするとレーザーを当ててもわからないが
さらに精巧な偽物が完成したらしい。
将来、本物と偽物を区別できる技術が発展すると思うが、
いたちごっこになるかも。
長期投資家の中で、もし金(ゴールド)が安くなったときに
少し現物を買いたいと思っている方は、
信用のできるところで購入されるとよいと思う。(ひとりごとです。)