ユリウスさんのブログ
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書きたくないほどせこい話 -給与法改正
「せこい」とは細かくてケチなことや、ずるいことを意味する品位を欠いた関西弁である。翔年は根本的かつ基本的なことに道筋をつける議論を好む。従って、せこい話はできるだけ書きたくない。だが、これだけは書かずにいられない。
民主党は人件費削減のため「人事院勧告を超えて官僚の給与を引き下げる」と明言し、菅内閣は「そのためには労使の交渉も必要だ」と言っていた。それが政治主導で行われることを国民は期待して待っていた。
ところが先月末、国会で補正予算とセットで成立した「給与法改正」の結果はこうだった。
まず月給額を記す。
内閣総理大臣:206万5千円 → 改訂後206万円(▼5千円、▼0.2%)
国務大臣: 150万7千円 → 改訂後150万3千円(▼4千円、▼0.3%)
副大臣: 144万4千円 → 改訂後144万1千円(▼3千円、▼0.2%)
ただし、年収ベースでは▼1.5%程度にはなっているそうだ。
そして一般職の給与についても人事院の勧告どおり、▼1.5%(年収平均)になっている。「人事院の勧告を超えて」とか「労使交渉が必要だし…」とかの主張はいつのまにかウヤムヤになっている。
民主党は二言目には「改革、改革」と言うが、これなどは全く改革に値しないことをしゃーしゃーとやっている。
菅総理の"KAN-FULL BLOG"には「カンフル剤となる菅内閣の政策を、着実に進む諸施策を、わかりやすくお伝えします。」と書いてはありますけど…。
目が覚めるような注射は打たれてない気がするーw
本人たちが改革されていないですよねぇ~
野党のときはいろいろいってたくせに~(笑)
>菅総理の"KAN-FULL BLOG"には「カンフル剤となる菅内閣の政策を、着実に進む諸施策を、わかりやすくお伝えします。」と書いてはありますけど…。
普段の動きの内容のほうが多いような・・・(^^ゞ
でもこのブログちょっと私も読んで見ることにします。
1 せっかく政権を取ったのに、マニフェストに出来もしないことが一杯書いてあったことが露呈しました。
2 政治と金は自民党となんら変らないことが白日の下にさらされました。
3 子供手当てや高校の実質無償化、農家の個別補償など、ばらまけるだけばらまいて票を買うことを目指していますが、財源がありません。国家財政は累卵の危うさですね。
4 次世代に借金のツケを残すような政治は断じてやってはならないと思っています。
5 大事なことは決断できずに先送りしています。
ブログ、是非読んで見てください。