最近はダウ平均株価と日経平均株価の動きが異なる場合が目立つようになってきたように見えます。
そこで、単純に両者の乖離を計算したものと、ドル円の動きを重ねたものを見てみると、相変わらずきれいに連動しています。
つまり、日経平均株価が、国内要因ではなく、米国株式市場と為替の動きによって決まっていることが明確に示されているわけです。
そこで、今朝お伝えしたのですが、為替が1ドル84円の近辺で多少落ち着く気配を見せていますが、それに対応する日米株価乖離はおよそ1,200ポイント。
とすると、昨日のダウ平均株価は11,372.48ドルでしたから、居心地の良い日経平均株価は10,172円程度ということになります。
ならば、今日の日経平均株価の寄り付きとみている10,285円はかなり高めという印象があります。
ダウ平均株価の上値はだいぶ重くなってきたような印象がありますので、1ドル85円を目指す為替の動きが見られないと、日経平均株価の上値も重くなるのではと多少警戒しています。
大雑把な見方ですから、気楽に聞き流していただければと存じます。
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