ポイント
ダウ平均株価が小幅な下げに終わっているのですが、今日の日経平均株価は上昇してのスタートを期待しています。対ドルで円安が進んだことが、マーケットを支えると見ています。11,200円の近辺での寄り付きを想定しています。ザラバは、国内経済指標から目を離せませんが、円安の基調が変化しない限り、大幅な反落は避けられると見ています。
米国マーケットを振り返る
ブッシュ減税の延長が好感されたこともあって、上昇していたダウ平均株価でしたが、2時半を過ぎると急速に値を消して、3.03ドル、0.03%の小幅安で終えました。
大引けにかけての調整の背景ははっきりしないのですが、オバマ大統領が減税の延長期間は2年間として、その後は廃止するとコメントしたことが理由の一つとして指摘されています。
VIC指数を見ると、2時半以降の上昇が鮮明です。投資家心理の悪化が示唆されています。
その動きは国際商品の下げを牽引したようです。原油価格の下落から、エクソン・モービルの大引けにかけての調整が目を引きました。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)が10,205円となっていますので、日経平均株価は10,200円の近辺での寄り付きを期待しています。
ドル円が大きく円安に振れていることが支えになりそうです。
10月の国際収支と機械受注、11月の景気ウォッチャー調査など気になる経済指標が続きますので目が離せません。
為替の円安気味な動きが変化しなければ、ザラバでの大幅な変動はないだろうと見ています。
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