坂本彰さんのブログ

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機関投資の弱みと個人投資家の強み

日経マネーのコラムでさわかみファンドでおなじみ
澤上氏のコラムがありました。

機関投資家の弱みと個人投資家の強みについて発言
されていたので紹介いたします。

機関投資の弱みとして書かれていたのが、


1 自分の判断で株を買えない

顧客の満足のいく投資ストーリーを提案し、資金を集めるため
保有銘柄も無難なものだらけになる。

また、相場低迷時に株を買えばクレームが飛んでくる等。


2 年ごとの評価に追いまくられる

1年ごとにリターンが評価されるので、じっくり保有など
できないということ。

売買を繰り返してリターンを稼ごうとしても、1年という
条件つきでは投資よりトレードに近くなる。


3 上昇相場でも途中下車できない

上昇相場で利益確定すると、これまた顧客からクレームが来る。

無理にすれば解約されるのが怖いので相場が天井まで達した
後でないと動けない。

が書かれていました。


これを読んでいくと、ファンドマネージャーもサラリーマン
なのだと思いました。

機関投資家の出来ないことをすることでリターンを
増やせるよ、ということを澤上氏は伝えたかったのだと
思います。

個人投資家は、どんな銘柄でも好きなタイミングで売買
できるので可能性に飛び込めますし、リスクも自分の
許容範囲内で背負うことができます。

そのため、銘柄研究の時間を作ることができれば、自分の
努力次第でリターンは増やせそうです。

そして、すぐにリターンを望まず、じっくりと保有銘柄の
リターンを待てる人でしょうか。

手っとり早く儲けようとすると運や他人任せの投資
スタイルになるので注意が必要です。

⇒ http://saig.livedoor.biz/archives/1982523.html

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