「幻冬舎(7843)のMBO」のつづきです。
幻冬舎は、10月29日に、MBO(経営陣による自社買収)を発表しました。MBOが成功すれば、幻冬舎は上場廃止になります。
経営陣が買収資金を出資して、上場している幻冬舎の株を全て買い取ります。その際のTOB価格(買い取り価格)は1株22万円です。
TOB期間(買い取る期間)は11月1日から12月14日までです。
ここまでは一般的な流れなんですが、12月に入ってから、なぜか幻冬舎の株価が急騰を始めました。
幻冬舎(7843)の日足チャート
こちらは、MBO発表から現在までの日足チャートです。普通であれば、MBOの発表で22万円まで上昇し、その後は22万円近辺でず~~っと推移します。
何も問題が起きなければ、上場廃止まで22万円近辺が続きます。
ところが、幻冬舎は25万2000円まで上昇しています。すでに、TOB価格を大きく上回る水準です。こういうのを見ると、「水面下で、何かが起きているのではないのか?」と、勘ぐりたくなります。
単に、投機資金が大量に入ってマネーゲームが起きているだけなら、そのうち沈静化します。ただ、大口の誰かが動いているのであれば、数日後の「大量保有報告書」に「ひょっこり」顔を出すってことがあるかもしれません。
管理人は、この銘柄の取引に参加しようと思いませんが、株価の動きだけは欠かさずチェックしたいと考えています。
貴重なサンプルが、また一つ増えそうです。