負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望5

先週は、アメリカ雇用統計を受けて、ドルが暴落。しかしながら、ダウはその後、小幅高で引ける。個人的には、12月2日に(夜中なので12月3日かな?)、ドルが一時的にファンドの投げにより83.50近辺まで下落したときにドルを買い、朝に利益確定。12月3日の日本市場引けのときに、ドイツの株価指数を売り、また、雇用統計時に日経平均が下げ渋っていたので、これも売りから入ったが、いつものように、わけのわからない踏み上げがあるかもしれないので、両ポジとも利益確定。個別銘柄は野田スクリーンをすこし買い増ししてしまったが、下方修正なので心配している。しかしながら、自社株買い発表時にすこし買っておいた青木マリーンが利益確定できたので、それで双殺できるかなと考えている。骨折り損のくたびれ儲けである。閑話休題。来週の予想を始める。
このごろの相場は、中国の指標によって動いているように思われる。
これは、世界経済が新興国の需要で支えられているからであり、12月2日、3日の中国の重要指標の強弱により、世界市場が動く傾向にある。12月2日ダウの大幅高、日経平均先物大幅高であったにもかかわらず、12月3日の日本の株式市場は、小幅高で引けていることからもうなずけることである。
来週は、中国の指標の発表がないので、アメリカの指標が重要になると考えていいのではないか。そうであるならば、12月9日の失業率と10日のミシガンとが重要になるかもしれない。株式市場は、為替により動くと考えられるので、いつものとおり、為替から予想する。
<為替相場>(おしゃれに<>をつけてみました。<<<・・・くの代わり)
ドル円   81.20~83.80
ユーロ円 109.20~112.80
ポンド円 128.20~132.50
為替の予想の上での問題は、アメリカ雇用統計の弱い結果をうけて、為替のトレンドが転換したのか、あるいは、一時的に動いただけかということである。
これは先週末、弱い指標をうけて、ダウが下げたが、終値では小幅高で引けたにもかかわらず、為替は82.50近辺で終了しているのが、予想を困難にしている。つまり、ドルが買い戻されなかったのは、雇用統計を受けてのものか、あるいは、週末要因で取引が抑えられたのかを見極める必要がある。前者であるならば、ドル高からドル安へのトレンド変換。後者であるならば、ドル高基調が今後も続くということになる。ユーロは金融政策を緩和的、つまりECBが国債の買い入れをおこなう可能性が出てきたらしいので、中長期的にみて、下落トレンドになるかもしれないが、いまは、ドルの代替え資産として買われているので、対ドルで、値を戻している。ユーロ圏の指標がなく、イギリスの指標があるので、もしかしたら、ポンドによって、その高安が決まる恐れがある。イギリスの指標が良ければ、ユーロが売られ、悪ければ、その逆という風にである(あくまで、対ドルで)。
これを踏まえて、円が強含むようであれば、様子を見て、資源国通貨の買いで対応。ドルが月曜の市場明け、ある程度、値を戻して始まるようであれば、日本時間は様子見だと考えて、売りから入り、ユーロ圏の市場が動き出す前に、手じまい(日本時間はあまりあてにはならないので、ユーロ圏が動くまで、為替の動きがわかりづらい。まあ、この予想のほうがあてにならないので注意すること!)。いったんは、82円を割るのではないかと思うのだが、ダウが値を戻しているので、オセアニア市場で82.20まで落ちたあと、日本市場で、ある程度、82.80くらい、あるいは83.20くらいまで値を戻してから下落する恐れもある。ダウが値を戻しているのが、アメリカの量的緩和策との関連で戻している恐れもあるので、その場合だと、ドルは下落トレンド入りか?
目をつぶって、月曜ドル売り、ストップを売り値から20くらい上におくことにする(売値82.80ねらい)。
{日経平均}(おしゃれに{}をつけてみました。{{{・・・うかんむり)
ドル安トレンド入り
9750~10250
ドル高トレンド継続
9900~10500
ドルが売られる展開になっても、ユーロが値を戻すので(ドルが売られて、ユーロが買われる)なぜか、リスク回避的姿勢と受け取られて、ある程度(どの程度?)底堅く推移するのではないかと考える。下振れのリスクは、円全面高トレンドの発生(野田の代わりになにか買う銘柄を探さなければ・・・・)。
これはひとりごとですが・・・・・・・。
最近、頭の調子がおかしくて、なぜだか、動物園や水族館やらで、ペンギンが歩いたり、泳いだりしているのが見えてしまうのです。精神的なものなのでしょうか?
追伸
この前は動物園で、白クマが泳いでました。果物が入った氷をかじっていたりもするんです。
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