12/6~12/10週の株式相場はダブルパンチを受ける恐れが出てきました。
3日に発表した米雇用統計が、予想以上に悪化したことで、ドル円が82円台半ばまで急落し、FRBは、事実上ドル安を容認し、更なる金融緩和策を打ち出す可能性が出てきました。一方、中国では、金融引締めを観測され、早くも年内に実施するのではないかと思います。
そうすれば、日本の株式市場にダブルパンチの可能性が出てきて、油断できない状況が続くでしょう。
だが、為替の急落と対照的に、日経先物は堅調でした。プラスニュースが出れば、1万円台死守も不可能ではありませんが、目先では9500円をメドに考えられるでしょう。
更に、株価を下抑える内在的な要因も潜んでいます。エコーポイントの半減で、駆け込みの反動減で、12月の消費は楽観できないでしょう。
この一段調整は年越しまで続きそうです。
GOOD LUCK