ポイント
小動きに推移していた日経平均株価は、後場に入って雰囲気が一変しで上昇基調に転じました。特に2時過ぎから大引けにかけての上げが目立っています。円高基調でしたが、米株先物の上昇にも支えられて、海外投資家の買いがマーケットを押し上げたと見ています。
今日のマーケットを振り返る
2円高で寄り付いた日経平均株価は、前場は小動きに推移しました。後場もしばらくは小動きが続いたのですが、午後2時頃から急速に上昇を始め、51.01円、0.51%高で大引けとなりました。
円高基調を物ともしない株高でした。ドル円15分足はこのような推移でした。
マーケットの上昇を牽引した銘柄の一つとして目を引いたのがソニー。ザラバの動きがマーケット全体の動きと重なります。
この動きを見る限り、海外投資家がマーケットを押し上げたと推測してもよさそうです。
そして、円高ではありましたが、米株先物が上げ幅を急拡大させていたことが、重要な背景の一つであったと見ています。GLOBEXのダウ先物価格は現在120ドル高で推移しています。
今日は7-9月期の労働生産性・改定値、11月のISM製造業景況指数、そしてベージュブック(地区連銀経済報告)など気になる経済指標が続きます。前日に発表された11月のシカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数がコンセンサスを上回ったこともあり、今日の指標に対しても楽観的な期待感が支配しているように見えます。
現在までの米国の展開は、明日の日経平均株価にとって追い風のようです。
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