菱洋エレクトロ は11月30日引け後に11年1月期連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前回予想比15億円増の945億円(前期比16.1%増)、営業利益は同2億円増の13億円(前期は1800万円)を見込む。半導体および電子部品市場が新興国の需要回復や国内の景気刺激策に支えられ、おおむね堅調に推移しているため。
同時に発表された11年1月期第3四半期(10年2-10月)決算は、売上高で716億9900万円(前年同期比20.0%増)、営業損益で11億5100万円の黒字(前年同期は1億8900万円の赤字)を達成した。半導体事業において、集積回路が2割増収、半導体素子が3割増収と高い伸びを確保。電子部品事業では、事務機器向け密着イメージセンサーおよび通信機器向け液晶モジュールが増加し、システム情報機器事業も売上が拡大した。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20101201-00300401-mosf-stocks
提供:モーニングスター社