今日のマーケットを振り返る 11月30日

スケアクロウさん
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 ポイント

 今日は目算が狂いました。月末の化粧買いにも支えられて、底堅い推移を期待していたのですが、円高とアジア株安で後場に急落してしまいました。現在、GLOBEXの米株先物は軟調な動きです。重要な経済指標の発表が予定されているため、予断は許しませんが、現在のところ明日の日経平均株価には厳しい展開です。

今日のマーケットを振り返る

 55円安で寄り付いた日経平均株価は、すぐに下げ幅を24円まで縮めました。その後前場は比較的に平穏な動きだったのですが、後場寄りから急落に転じ、たいした反発の動きも見せることなく、188.95円、1.87%の大幅安で大引けとなりました。



 朝方から対ユーロで円高が進んでいましたが、午後になると対ドルでも円高に振れたことがマーケットにダメージを与えたと見ています。



 3.58%の急落となったTDKのザラバの動きが、為替のインパクトの大きさを示唆しています。



 加えて、アジア市場が低迷したこともマーケットの足を引っ張りました。上海市場が1.61%下落しました。スタートして1時間ほどしてからの急落が。日経平均株価の後場に大きく影響したようです。



海外市場の動向

 台湾とインドを除いてアジア市場は下げています。上海の他、インドネシア(-2.74%)の大幅な下落が目を引きます。

 欧州では英国、ドイツ、フランスを除いて下落しています。ただし、全体として上げも下げも小幅です。債務問題が小康状態なのかもしれないと推測しています。

 GLOBEXでは、ダウ(-15ドル)、ナスダック(-2.75ポイント)と軟調な推移です。ただし、下げ幅は縮小しつつあります。

 今日は、9月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、11月のシカゴ購買部協会景気指数、そして11月のカンファレンス・ボードによる消費者信頼感指数など気になる指標の発表が続きます。目が離せません。

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本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム
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