ポイント
今日は目算が狂いました。月末の化粧買いにも支えられて、底堅い推移を期待していたのですが、円高とアジア株安で後場に急落してしまいました。現在、GLOBEXの米株先物は軟調な動きです。重要な経済指標の発表が予定されているため、予断は許しませんが、現在のところ明日の日経平均株価には厳しい展開です。
今日のマーケットを振り返る
55円安で寄り付いた日経平均株価は、すぐに下げ幅を24円まで縮めました。その後前場は比較的に平穏な動きだったのですが、後場寄りから急落に転じ、たいした反発の動きも見せることなく、188.95円、1.87%の大幅安で大引けとなりました。
朝方から対ユーロで円高が進んでいましたが、午後になると対ドルでも円高に振れたことがマーケットにダメージを与えたと見ています。
3.58%の急落となったTDKのザラバの動きが、為替のインパクトの大きさを示唆しています。
加えて、アジア市場が低迷したこともマーケットの足を引っ張りました。上海市場が1.61%下落しました。スタートして1時間ほどしてからの急落が。日経平均株価の後場に大きく影響したようです。
海外市場の動向
台湾とインドを除いてアジア市場は下げています。上海の他、インドネシア(-2.74%)の大幅な下落が目を引きます。
欧州では英国、ドイツ、フランスを除いて下落しています。ただし、全体として上げも下げも小幅です。債務問題が小康状態なのかもしれないと推測しています。
GLOBEXでは、ダウ(-15ドル)、ナスダック(-2.75ポイント)と軟調な推移です。ただし、下げ幅は縮小しつつあります。
今日は、9月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、11月のシカゴ購買部協会景気指数、そして11月のカンファレンス・ボードによる消費者信頼感指数など気になる指標の発表が続きます。目が離せません。
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