企業価値と株価の関係

坂本彰さん
坂本彰さん
株式投資では株価が注目されますが、動いた要因が
多すぎて、なぜ動くのかと考えることは少ないです。

株価上昇には主に「業績」と「市況」の2つにより
動きやすいです。


本来、正しい株価上昇は業績や利益が年々増えているけど
株数は一定のため、株券の価値、つまり株価が上がっていく
というパターンです。

こうなると、一株の価値は高くなるので、売買される
株価も必然的に高いほうへと動きます。


ですが、市況や投資のムード、その他たくさんの
要因で株価には需要と供給のバランスにより、
売買が成立します。

この時は企業価値とは違う動きをすることばかりです。

材料株などは業績は変わらなくても(未知数でも)、
人の注目度は上がります。


買いたい人が一気に増えるので、株価の価値は
変わらずとも株価は上がってしまうのです。

オークションのような状態になるのですが、最後
まで逃げ遅れた人が損を掴まされることもあります。


大事なのは企業価値と株価のバランスですので、
正しい株価上昇なのか、それともイレギュラーな
株価上昇かを見分ける目を養うことは大切です。


逆に、企業価値はそのままなのに、市況やムードに
より株価が大きく下がる時もあります。

悪い時が過ぎれば株価も見直されますので、この時は
利益を得るチャンスにもなります。

http://saig.livedoor.biz/archives/1973482.html

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