斬！ザ・マーケット 2010/11/25 木曜日

[坂本 大介さん]

24日の日本市場は、欧州債務リスクと朝鮮半島の地政学リスクによって
下げた米国株同様、売り先行で寄り付き一時200円安となって10000円を割り込みました。
その後は韓国株価指数の下げ渋りもあって下げ幅を縮めて
日経平均は10030.11円85.08安で引けました。

24日の米国市場は寄り付きから反発スタート。
朝鮮半島の衝突がこれ以上拡大しないとの見方が広まって、リスク警戒感が薄れて
買い戻しが入りました。新築住宅販売件数や耐久財受注は予想を下回りましたが、
新規失業保険申請件数は予想より少ない40.7万人で好感されています。
ホリデー・ショッピング・シーズンを前に小売関連が上昇しました。
ダウ平均は11187.28ドル150.91安と大幅反発。

日本市場で軟調だったドル円も欧米市場では回復して、83.54円程
ユーロ円は軟化して111.40円程

本日の日本市場は米国株の回復、および朝鮮半島情勢の沈静化を受けて、
下げ幅を取り戻す動きとなりそう。
今日25日は米国が祝日で休場日です。