【前場所感】 下がった理由を見誤らないこと。

ラクティーさん
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昨日、韓国と北朝鮮の国境付近の島で小競り合いが起こり、死者まで出たというニュースがありました。この反動を受けて有事のドル買い、リスク回避の円買いが進み、一時83円台を割った形になりました。株価も一時CMEは9830円付近をつけましたが、その後、順調に株価は戻っています。ザラ場でも「押し目買い」によって、多いように見受けられます。正直言って、自分的には北朝鮮/韓国の地政学リスクなどあまり重要視していなく、10,000戻す位の展開は想定しておりましたが、そこから60-70さらにあったのは予想外でしたが…。通常の地政学リスクなど全く織り込まないず逆に高値更新すらしてくる勢いなのに、今回だけ何故か過敏に反応しているような雰囲気というコンセイサスですが、この下げの根本が全く違うということは理解しておかないといけないと自分的には考えています。まずはこの下げとしてはNY市場や欧州市場の利益確定。ここが一番根本として上げられます。過剰流動性相場に対して、経済の回復が緩やかなのに対して株価はスコーンと上向きかげん。また金融緩和のしすぎの状態で物価が上がり過ぎている中国、緊縮財政の欧州、政治リスク及び円高の日本。とりあえず、ファンダメと乖離しすぎているような株価の熱さましは各国必要な訳です。ま、よって日柄調整か値幅調整がここは必要な時と考えていいでしょう。そして2つ目の下げとして考えられるのが、欧州不安。欧州不安に関しても「またか」という形ですが、これはユーロドルの急激な上昇による利益確定という形かと思います。いわゆるリスクマネーの退避として、不安を煽るような形になるかと思いますが、ここは冷静に。さて、このニュースをクローズアップさせてきた上なのですが、日本の株価は自然と下がっていません。OP精算も終わっている中ではありますのであるべき水準へと戻す作業になっており、最初に下げた分調整とみていいでしょう。そして、この調整後、何かのニュースで一旦下に振って来てから、買いを入れてくる所だと読んでおります。単純にここからよくなるか、悪くなるか…そう見てみると、日本は民主党の経済対策皆無により、悪い所は一回通らなければいけない部分であり、またアメリカを見てみても、金融緩和の額面に対し、明らかに指標が弱い水準で下げ止まった程度であり、上向きではありません。そう見ていると今の状態では買いはなし、で様子見をしておいた方がいいのではないかと思います。買いチャンスはいつでもあるんですし、こんな状態で今から買い向かうのであれば、様子見して流れを見極めた方がいいと思います。さ、どうなるかは分かりませんが、後場も頑張っていきましょう^^自分のツイッターはこちらから↓グルっぽはこちらから↓http://group.ameba.jp/group/lC0PYsHzAw2L/※ ペタに関しては、記事内のみになります。気が向いたらお願いします。人気ブログランキングに登録しております。是非、清きご一票を下さい。↓↓↓人気ブログランキングへ
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