DRAGON'さんのブログ
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中国の国家備蓄に関して…
短時間に記事が二つ続けて上がって来てました(配信日は両方とも今日)ので。なおネタ元はレコードチャイナです。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47174&type=
”2010年11月16日、国家発展改革委員会国家物資儲備局は、競売方式を通じて今月23、24日の両日、備蓄アルミ11万7000トンを放出すると発表した。中国の各メディアが伝えた。
中国政府によるアルミの放出は今年10月の9.6万トンに続いて2回目。同月の成約は9万576トンで、平均価格は1トンあたり1万5343元だった。
同局は今年10月以来、アルミのほか、マグネシウム、亜鉛、鉛など非鉄金属の備蓄分を相次いで市場に放出している。業界関係者によると、インフレ圧力の緩和が主な目的。また、アルミは長期間、生産過剰問題に直面してきたが、エネルギー多消費型産業の典型であるため、今年9月以降は政府による省エネ強化で需給がひっ迫していた。”
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47173&type=
”2010年11月18日、中国のインフレ圧力が一段と強まる中、消息筋は、菜種油の国家備蓄30万トン近くが市場に放出されると述べた。油の値上がりを長期間抑制するには放出量が不足だが、物価抑制に向けた国の決意を示す意味があり、短期的な効果は見込まれるという。中国食用油信息網が伝えた。
鄭州商品先物取引所など主要市場では、政府の放出への予測から、菜種油は油脂商品の中で値下がりが目立っている。ただ、米ドル安の影響で商品市場全体が反発しているのにつられ、菜種油も値上がりが見込まれている。”
両方とも共産党らしく国家の威信をかけてですかね…。
ただ、対処としては小手先な訳で…。
お札を刷る量を減らして人民元を切り上げて行かないと…。
まぁチキンレースの様相になって来ましたが。
多分間に合わないかな?
中国に投資している所は、そろそろ対策を練った方が良いでしょうね…。
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関連銘柄:
野村上証50(1309) 日興パ中国A(1322) -
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現在の中国はとにかく突っ走る事が目的な様で、対策が後手に回っているようです。
やがては歪みが大きく吹き出て混乱期が到来する気がしますね。
こんにちは。コメントありがとうございます。
>> やがては歪みが大きく吹き出て混乱期が到来する気がしますね。
…でしょうねぇ。
その時に世界経済がどうなるかが気になる所では有ります。
では、失礼します。
中国は価格統制したいのでしょうね。
ほぼドルペッグの中国元では、インフレ対策の効果も限定的か。
世界各国でお金の印刷競争をしている昨今、その代表格である中国とアメリカ。
(私たち個人投資家としては、資産の避難方法を検討せねばなりませんね。)
こんばんは。コメントありがとうございます。
>>中国は価格統制したいのでしょうね。
価格統制したいのでしょうが、自分は、この手の価格統制が成功した試しを聞いた事がなのですが…ありましたっけ?(苦笑)
大概は闇市場が出来てってパターンだったと思うのですが。
>>ほぼドルペッグの中国元では、インフレ対策の効果も限定的か。
まぁ無理でしょうね。
>>(私たち個人投資家としては、資産の避難方法を検討せねばなりませんね。)
一番の問題はこれなんですがねー。これだけ頻繁に世界規模の不況が来ると、あまり良い方法が思いつかないです。
では、失礼します。