ポイント
米国株式市場が小動きで推移したことを背景に、今日は小動きと見ています。前日は、ダウ平均株価の急落にもかかわらず、日経平均株価がザラバで急回復を見せました。その急回復を牽引したドル高円安の動きが今日は一服する気配です。米国長期金利の上昇が頭打ちの兆しを見せているためです。寄り付きは9,820円の近辺を想定しています。
米国株式市場を振り返る
6ドル足らずの小幅安でスタートしたダウ平均株価は、50ドル余りの狭い価格帯の中での変動を繰り返したまま、15.62ドル、0.14%安で終えています。小動きでした。
コンセンサスを大きく下回る住宅着工件数を受けて、ホームデポが2.78%の急落を見せました。
一方で、好調な利益の伸びからターゲットが3.88%の急騰となりました。月曜日に発表された好調な10月の小売売上高も背景にあるようです。
プラス要因とマイナス要因が拮抗したことから、マーケットが小動きに推移したと見ています。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)9,820円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
ザラバは小動きを想定しています。
前日の後場に見せた急回復を牽引したドル高円安の動きが、今日は一服の気配であることが大きな理由の一つです。
米国長期金利が頭打ちとなっていることが、ドル高への振れを抑えると考えています。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム