不自然に大幅に高いところから始まり、大きく値を消し、
結果的には前日比小幅安。
日中も上下に大きく動いた一日となりました。
CME日経平均は、9865円と小高いところで帰ってきていましたが、
寄付きはこれを大きく上回る9910円でのスタートとなります。
9920円を付ける場面がありましたが、すぐに値を崩していき、
一気に9800円まで、100円超の下落となります。
米国のエコノミストが発表した、FRBの量的緩和策を批判する声明から、
米国金融緩和索の中断の可能性が取りだたされていたことも、
売り仕掛けの要因となったようです。
結局、9800円を安値に若干値を戻しますが9840円までが精一杯。
前引け際には再度売られて9800円で前場の取引を終えています。
後場になると、若干値を戻して、9830円でのスタートとなりますが、
すぐに、売り物が出て9770円まで下落します。
この辺りでの推移かと思われましたが、買い戻しの動きが急となり、
今度は9860円まで上昇します。
米先、為替とも冴えない展開ではあったのですが、買戻が急がれた
形でしょうか。
ひと通り、買いが終わると、今度は逆の動きとなり、上昇ペース
と同じペースで売り込まれていきます。
引け際にはとうとう、後場安値に最接近。
結局大引けは9780円と本日の安値圏で取引を終えています。
引き続き、今晩の米国市場への不安感も台頭してきていたようです。
韓国の利上げなども、日中の動きには影響を与えた模様です。
絵的には、悪い形となってしまいましたが、
調整いれながらも先高は継続と考えていきます。
上昇開始の日本市場、出遅れない為に、
しっかりチャンスを探っていきましょう。
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