<前原外相>経済協力、四島から拡大 対露交渉のテコに

DRAGON'さん
DRAGON'さん
 …アホか。実効支配を強めて領土を返さない奴らに更に経済援助してどうする?
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000089-mai-pol
 ”前原誠司外相は9日の記者会見で、ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問に関連し「北方四島に限っての経済支援では領土交渉のテコになりにくくなった」と指摘。「シベリアやサハリンの資源開発、ロシア全土の省エネなどへの協力をテコに領土交渉を進めることも大事だ」と述べ、経済協力の範囲を北方四島から拡大することで領土問題の解決を促す考えを示した。

 前原氏は8日の衆院予算委員会で「北方領土交渉そのものを根本的に見直すことが大事だ」などと発言。9日の会見では、ロシアが石油など資源価格の高騰を背景に、07年からクリル(千島)諸島社会経済発展計画を実行していることを指摘。「ロシア自らの開発で北方四島の『ロシア化』『非日本化』が進んでいる」として、発電所建設など、北方領土への日本の経済支援で領土交渉を促す従来の方法だけでは限界があるとの認識を示した。

 前原氏は「1956年(の日ソ共同宣言)から結果的には領土問題が解決しておらず簡単な話ではない」とも語った。”
 そもそも経済支援とかして返って来るなら、とっくに返って来てると思うんですがね。
 向こうがやった事に対して毅然と反応しないなら、いつまでたっても返してくれないと思うんですけど。
 民主党は、その辺分かっているのかな?分かって無いんだろうなやっぱり。
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6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
DRAGON'さん
 jojuさんへ

 おはようございます。コメントありがとうございます。

>> 金融政策に目をつけた政権は長期政権になるでしょう。民主党政権では、そうならないですが。
 この辺りは、自分には鶏と卵みたいな感じ…と言う印象が有ります。
 長期政権でないと、中々手を付けにくいみたいな…
 (他の政策も安定して通せる様な政権で無いと、そっちに手が取られて手が回らないと言うか…上手く言えないんですがね)

 では、失礼します。
jojuさん
どうもです。

日本の場合、ネックは経済政策、特に金融政策でしょうね。
ここが変われば、劇的に変わると思います。

金融政策に目をつけた政権は長期政権になるでしょう。民主党政権では、そうならないですが。

金融政策については当方日記にも何度も書いてます。
DRAGON'さん
 jojuさんへ

 こんばんは。多少気になった所が有るので少し。

>>で、中国の強大化とロシアの弱体化はこの先も進むでしょうから、北方領土問題はそのときまで待てば良いのです。
 日本が輪をかけて弱体化する可能性が視点から抜けているのが気になりますが…

>> 前原さんの打った布石は当面のベストだと思います。
 日本の最近の政権は短命で入れ替わっている事を考えると、継続性のある行動がはたして取れるかですね。

 では、失礼します。
jojuさん
どうもです。

最近、別の資源プロジェクトが動き始めてますよ。
日本にとって資源大国ロシアを放置するのは無理だし、ロシアにとっても日本抜きの極東外交はきわめて不安定、対中国の点で。

日本とロシアは北方領土を除けば、きわめて利害が一致するのです。

で、中国の強大化とロシアの弱体化はこの先も進むでしょうから、北方領土問題はそのときまで待てば良いのです。
 ロシアにとっては、大きな極東を中国に取られるよりは、小さな北方領土を返還して、日露連携を図るほうが良い。 日露が連携しないと、北東アジアでは対中バランスが保てない(同様にアセアンでは日印豪の連携が必要)

 前原さんの打った布石は当面のベストだと思います。
DRAGON'さん
 jojuさんへ

 おはようございます。コメントありがとうございます。

>>このまま、放置では、中露接近で資源獲得、資源分散外交上、遅れをとります。
 この間、歴史認識を軸に中露接近してませんでしたっけ?
 (まぁ、これに関しては牽制の部分が大きいのは認めますが)
 それに、こう言う舵の斬り方をした以上、少なくともメドベージェフの政権が倒れるまではロシア側の方向転換は難しいと思いますが。
 (ロシアにとって自国の国内世論をどうまとめ上げるかの点で難しいと思いますが)
 …どうなんでしょうね?

 まぁそれは兎も角、資源問題に関してはこの間までは米ソ冷戦で無理、近年と言って良いのかは分かりませんがロシアに関してはサハリン2の事も有るし民間はやる気が出ない部分も有るのではないですかね。

 資源獲得、分散と言う意味では政界は兎も角、経済界は現状、それほどロシアに向いてない気がしますが。
 (中国に関しても、あくまで資源に関しては向きを変え始めましたしね…)

 日本の場合、政界と経済界の意思が微妙に一致してないので、jojuさんの仰る、
>>このまま、放置では、中露接近で資源獲得、資源分散外交上、遅れをとります。
 この部分は絶望的な気がしますね…

 では、失礼します。
jojuさん
どうもです。

領土問題をエサに、日本から技術と資金を引き出すのがロシアの戦術。
もし、「手ぶらの」援助拡大ならば、北方四島訪問みたいな援助刺激策が繰り返されるでしょう。
殴ったら飴玉をくれるのですから、殴りまくるようになります。

しかし、今回はすでに、大使召還で殴り返しています。

このまま、放置では、中露接近で資源獲得、資源分散外交上、遅れをとります。
中国と天秤のオークションにかけれないように注意しながら、交換条件を得つつの援助をする、ということでしょう。

援助の目的は領土でなく、資源です。

 領土については、ロシアが弱体化しなければ返還されず、それは鈴木宗男の援助外交で機を逃した(鈴木とその子分の元外務官僚はロシアにいいように操られました。たぶん今も、、)。 北方領土については、中国が強大化して、ロシアが更に脅威を感じるようになるときまで、待たなければなりません。 

 それまでは北方領土返還要望の意思を示し続けること、資源獲得&中国けん制のため(日露共益)に日本人の極東ロシア進出を後押しすることです。 今でも中国に潜在的脅威を感じているロシアにとっては、東の安泰のために、本心では日本との提携を欲しているはず。

 ロシアが中国に接近するのは日本向けというより、米国向けの牽制球です(ただし、軍事格差が大きいのであまり効いていない)
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