2Qは9四半期ぶりに営業増益になった
＜11/3期TIW予想ROEは約16％＞
11/3期2Q累計(4-9月)は減収減益になったが、2Q(7-9月)は前年同期比14％減収、同12％営業増益。営業増益になったのは9四半期ぶりである。事業売却や店舗閉鎖で売上高は大きく減少したが、販管費などコストも大きく下がっている。 3Q(10-12月)以降も利益面では改善傾向を予想している。11/3期TIW予想ROEは約16％と収益力は高い。株価は指標面から割安感も感じられる。
＜プライベート商品を投入＞
映像レンタルでは、韓国ドラマや「TSUTAYA発掘良品」など他社にないプライベート商品を投入して行く。年明け位には、前年並みの水準に回復して来るだろう。現在の主力事業であるTSUTAYA事業を立て直せれば、同社の成長力も評価されてこよう。
＜11/3期2Q営業利益は会社計画を上回った＞
11/3期2Q累計売上高は前年同期比16％減の819億円(会社計画870億円)、営業利益は同4％減の61億円(同60億円)となった。減収は連結子会社の売却・譲渡や直営店舗の閉鎖・譲渡、映像レンタル売上の減収等による。営業利益が減少したのは、インターネット事業や直営事業は改善したが、映像レンタルの減収やトップパートナーズの持分法化が響いたため。営業利益面では会社計画を上回った。（岡 敬）
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