斬！ザ・マーケット 2010/11/5 金曜日

[坂本 大介さん]

米FOMC声明を受けて日米ともに大幅続伸

4日の日本市場日経平均は、為替の動きも一服感が出てきたことから
前日の米国株高を素直に好感して買いが優勢で寄り付きました。
途中81円を割り込んだドル円が重しとなりましたが、9358.78円198.8高で引け。

米国市場も前日に引き続き、量的緩和政策の継続期待から金融セクターを中心に
買いが優勢となって続伸、11434.84ドル219.71高で引けました。

為替は、米長期債の利回り低下などでドル売りが優勢。
また本邦輸出企業の売りも入って81円を割り込み、80.75円付近にあります。

円高に振り戻しつつあるドル円の動きが嫌気されそうですが、
米国株高もあって引き続き買い意欲は強くなりそうですが、
今日まで開催の日銀金融政策決定会合の結果を様子見る動きから
発表までは様子見となりそうですね。