成長株投資の公理

坂本彰さん
坂本彰さん
「成長株投資の公理」という本を読みました。

タイトルの通り成長株投資に関する内容ですが、今まで
読んできた成長株投資の本で、私の持っているノウハウに
近いと感じました。


この本は、著者でもあるルイス・ナベリア氏が27年間、
成長株投資一筋で成功してきた要因。

株価が大きく上がった銘柄に共通するファンダメンタル
ズ指標を8つの公式にまとめ上げたのが書籍の内容です。

本書では、断トツのパフォーマンスをもたらし、また
長期的に渡る時の試練に耐えることで実証された8つの
ファンダメンタルズ指標と紹介されています。


その8つですが、


1 利益予想の上方修正

2 アーニングサプライズ
 (アナリストなどの予想を上回る予想外の上方修正)

3 売り上げ伸び率

4 営業利益の成長

5 フリーキャッシュフロー

6 利益成長率

7 利益モメンタム

8 ROE (株主資本利益率)


になるそうです。

この中で最も株価との相関性が高いのが4 営業利益の伸びに
なると書かれていました。

8つの指標すべて調べるのは個人投資家にとっては大変ですが
3,4,5,6は会社四季報があれば問題ありません。

1,2は会社四季報を見て絞った銘柄のIR情報をホームページで
検索すればわかります。


この本は、株価が大きく膨らむ銘柄の特徴をわかりやすく紹介
してくれていますので、読んでおいて損はないです。

他にも色々と株に関する本は読みまくっていましたが、
読者様に紹介したいと思った本がやっと見つかりました。

http://saig.livedoor.biz/archives/1948477.html

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1件のコメントがあります
1~1件 / 全1件
jojuさん
どうもです。

申し訳ありませんが、どれもオーソドックスな指標だと思います。
 3以下の指標が全て好転したと分かるような時には、株価はそこそこ割高水準になっているのが普通で、むしろ、そこから悪化して突き落とされるリスクのほうが高くなっていたりします。

 1,2は予測不能で宝くじに当たるようなものです。

 初心者がオーソドックスな指標を知る上では参考になる本ですが、それ以上ではないのでは?
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