金曜日29日の日本市場は、円高に傾く為替の動きが嫌気されて
売り優勢で寄り付き、その後も下げ幅を広げて大幅続落の
9202.45円163.58安で引け、かろうじて9200円台を維持した形です。
米国市場は7-9月のGDP速報値が予想通りになったことが失望を誘い、
さらに10月ミシガン大学消費者信頼感指数の結果が予想を下回ったことが、
売り材料になり、ダウ平均は序盤、下げ幅を広げましたが、
マイクロソフトなどハイテク株が下支えして11118.49ドル4.54高とまちまち。
為替は米追加金融緩和を見込んでドル売りが優勢、ドル円は80.37円まで下がって
安値を更新しています。
FOMCを明日からに控えて、今日は様子を見る動きが強まりそうですが、
追加金融緩和の可能性は強く、80円を割り込むかもしれません。
逆に追加緩和が予想よりも小規模となる可能性も考えられるので
今日は様子見の小動き、あるいは一層の円高によって売り優勢
となるのではないでしょうか。
今日から11月も始まり、今年も残すところ2ヶ月。
気持ちよく一ヶ月をスタートしたいものですね。