中国利上げ0.25%で米国経済指標は大幅反落

坂本 大介さん
坂本 大介さん
19日の日本市場は、前日の米国株高を受けて前場は買いが先行、買いが一巡した後は方向感なく小動きでした。日経平均は9539.45円40.96高の小幅反発となっています。

米国市場は大幅反落しました。ダウ平均は10978.62ドル165.07安。11000ドル台を割り込みました。NASDAQも反落。
理由としては、為替がドル高に動いていること、中国人民銀行の利上げ発表から金融引き締めが予想されてリスク回避から利食いが進行、さらにアップルとIBMの決算内容が予想を下回ってハイテク株に売り。金融セクターは住宅差し押さえ問題で引き続き売られて下げ幅が広がりました。

中国の突然の利上げ発表を機に、景気回復の失速が懸念されてリスク回避的になっています。
為替はドルが全体的に高く、円も買われています。ドル円も一時81.9円台まで上昇しました。
NYクローズ時でドル円は81.63円、ユーロ円は112.12円となっています。

今日は中国利上げの影響で寄り付きから売り先行でスタートとなるでしょう。
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