今日の日経平均株価は、小高く寄り付いた後は為替の動きに神経質な反応を見せています。
為替の影響の大さが、年初来パフォーマンスにも鮮明に表れています。
先週金曜日までの注目市場の動きを見ると、とうとう反騰が著しい上海市場に追い越され、最下位に転落してしましました。
ところが、日本(日経平均株価)のマーケットをドル建てにしてみると、様子がかなり異なります。円高の影響を除くと、年初来株価パフォーマンスはプラスです。米国やブラジルに次ぐ位置につけています。
もちろん、人民元などの通貨も対ドルで上昇していますので、全体をドル建てにしてみなければフェアな判断は出来ないのですが、少なくとも日本にとって「野放し」にされている円高が低迷の重要な要因になっていることは間違いなさそうです。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム