ラクティーさんのブログ

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【全体相場所感】 ポイントになりそうな銘柄

普通ですと円高になると、東電やJRなど円高で業績がぶれにくい内需銘柄に資金が集まります。ディフェンシブ銘柄との名の通り、日経寄与率の高いハイテクなどと逆に近い動きをしやすい銘柄になります。皆様もヘッジを取る際に、輸出セクターとディフェンシブセクターを両方買う方もいるでしょう。しかし、今円高であるにも関わらず、この銘柄から資金がずっと抜け出ています。普通であれば日経平均は、大幅安にならない限りは、外需と内需のバランスが取れて推移するはずなのですが、バーゼル規制からの増資懸念で金融が×、外需(ハイテク・機械)は円高で×、そうなると内需(不動産・インフラなど)しかない。でもその東電が増資って…(-_-メ)っっ唯一、マンション販売などが好調で見通しが明るい不動産に関してですが、これも目新しい材料もないですし、ビックニュースというよりもここから大幅に伸びるか見えない分、ここだけじゃ支えきれない。これが日経全体で不調な原因で、何も産業自体においしい所がない!といったのがセンチメントを弱めています。円高が輸出企業寄与率の高い日経平均株価の重しになっているのは確かですが、何も買う理由がないというのが本音です。世界的株高からで遅れているのは決して円高からではなく、「華やかな」買う材料がないからです。ユーロ安でもユーロ高でも上がるDAX(ドイツ株価指数)を見ていればそれは分かるはずです。しかし、ここを勘違いしている株価解説とかが多くて困ります。要は、円高でも何か成長戦略なく、中心となるセクターがないということが重要な問題で、このセンチメントがいつ改善されるのかが大きな問題なのです。このセンチメント。まだ改善するにはそれなりの時間が必要かと思います。NYダウSQ通過でおそらく個別株の売り物が出てくるはずですし、ヘッジファンドの決算に伴う売りが出て来ます。通常NYの株価に連れ安するのであれば、9000程度の株価は少なくとも見積もっておいた方が良いということになります。ただHFの決算では買った円をドルに戻すというのも出てくるかもしれません。そのドル高を好感してセンチメント改善で日経に買いが入るかもしれません。また、未来に対して自分は結構楽観的で、水面下ではたくさんの技術が進んでおります。JR東海などのリニアモーターカー、ソニー×グーグルのGoogleTV、来年1月発売のAndroid携帯。皆さん知らない話題も多いかもしれませんが、暗い話題ばかりではありません。日銀短観は少し悪目の結果となりましたが、大事な企業決算も為替予約などを入れているはずですし、機械受注やアメリカ指標などを見る限りは株価ほど悲観する必要はないでしょう。後はどこでセンチメントが改善するかなのですが、これに付随して、為替と同時に今チェックして見ている銘柄が5つあります…。ポイントは信用買い残が多くセンチメント悪化がひどい金融株とディフェンシブ銘柄。ここが反転しない限りは、安心して買うことが出来ない相場かと見ています。と考えて、出来高推移から見るともう一段下があると見ているんですけどね。今週も1週間お疲れ様でした。週末はごゆるりとお休みください。日曜日か月曜日に、投資戦略を書くつもりです。自分のツイッターはこちらから↓グルっぽはこちらから↓http://group.ameba.jp/group/lC0PYsHzAw2L/※ ペタに関しては、記事内のみになります。気が向いたらお願いします。人気ブログランキングに登録しております。是非、清きご一票を下さい。↓↓↓人気ブログランキングへ
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